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公開日 2024.04.03 更新日 2024.09.25

新築でも雨漏りする?雨漏り修理で使える保証とは

新築の家でも雨漏りはよくある問題であり、特定の部分で特に発生しやすくなります。
そして、雨漏りの発生を見過ごすと、住宅にとって重大な問題を引き起こす可能性があります。
そこで本記事では、新築住宅における雨漏りがどのような場所で起こりやすいか、その放置がもたらすリスク、そして雨漏りが発生したときに受けられる保証内容について詳しく説明します。

雨漏りしやすい箇所とは

雨漏りは家のあらゆる部分に影響を及ぼし、重大な問題を引き起こす可能性があります。
とくに雨漏りが発生しやすい箇所について詳しく見ていきます。

屋根

屋根の雨漏りは防水シートの不備や経年劣化、施工不良の隙間から発生します。
とくに台風のような強風発生時には予期せぬ場所から雨水が侵入することがあります。
雨漏りの原因は、シミが現れた直上の屋根部分に限らず、特定が難しいことが多いです。
そのため屋根からの雨漏りの疑いがある場合は、速やかに専門業者に連絡し相談することが重要です。

また、屋根の形状によって雨漏りのリスクは異なり、瓦を使用した複雑な屋根や片流れ屋根、陸屋根などはとくに注意が必要です。

 

関連記事:雨漏りで天井は落ちるの?天井が落ちた際の対処法も紹介

外壁

外壁からの雨漏りは、ひび割れが主な原因となります。
このひび割れは塗装の老朽化、施工上の問題、地盤の動き、地震による建物の傾斜、または温度変化によって発生することが多いです。
国土交通省によれば、0.3mm未満のひび割れは問題とは見なされず、日本建築学会も屋外のひび割れに対しては0.3mm以下を許容範囲内としています。
しかし、0.3mm未満のひび割れであっても放置しておくと、時間とともに深刻な問題へと進行する恐れがあるため、早期の修復作業がすすめられています。

窓・サッシ

窓のサッシ周辺の雨漏りは、しばしば施工不良が原因で起こります。
とくに防水シートの不適切な取り付けや、サッシと外壁間のシーリングのひび割れが雨水の侵入経路となることがあります。
台風のような強い雨風が窓を直撃した場合、隙間から雨水が侵入するリスクもあります
雨漏り防止には、雨戸をしっかり閉じる、吸水性のシートや防水テープを使用する、シーリング剤の定期的な点検と補修が効果的です。
また、天窓の場合、雨漏りと思われる水滴が実は結露であることもあり、この場合は断熱対策が求められます。

 

関連記事:天窓から雨漏りするのはなぜ?雨漏りの修理方法を詳しく解説

ベランダ・バルコニー

ベランダやバルコニーの構造上、多くの接続箇所が存在するため、雨漏りに悩まされることがあります。
とくに笠木(手すりの部分)と壁、窓と壁、そして床と壁の継ぎ目でのひび割れや施工時の隙間は、雨水が建物内部へ侵入し下層に漏れる可能性を高めます。
排水口の詰まりや排水設計の問題は、雨水が適切に排出されず、ベランダ上に水が溜まり、結果として雨漏りを引き起こす原因になります。

 

関連記事:ベランダ・バルコニーから雨漏りする原因や修理費用を紹介

雨漏りを放置する危険性

雨漏りは放置することで家とその居住者に重大な影響を及ぼします。
以下では、雨漏りを放置した場合に発生する危険性について詳しく説明します。

危険性①シロアリの発生

雨漏りは、床下の木材を湿らせシロアリを引き寄せる原因となります。
天井や外壁からの雨水が床下まで伝わると、木材が濡れシロアリの絶好の生息地になってしまいます
この結果、建物の劣化が加速し、シロアリが排水管を損傷させることで水漏れが発生し、水道料金の急増というトラブルにもつながるのです
雨漏りを早期に修理することはシロアリ被害を防ぎ、建物を長持ちさせる上で非常に重要です。

危険性②木材の腐食

雨漏りにより建材が浸透すると、木材の腐敗や金属のサビが進みます。
とくに通気性の悪い天井裏、壁内、床下は被害を受けやすい場所です。
これらの部位での建材の腐食は、建物の寿命を短くし強度を低下させます。
これにより、地震や台風などの自然災害に対するリスクが高まるだけでなく、シロアリの被害を受ける可能性も増します。
雨漏りが見つかったら速やかに対処し、建物を守りましょう。

危険性③健康被害

カビの増殖は、建材の内外や壁紙の裏、天井裏などで起こりやすく、高温多湿な環境を好みます。
このカビは不快な臭いを放つだけでなく、カビ毒と呼ばれる毒素を出し、住む家族やペットの健康に害を及ぼす可能性があります。
喘息やアトピーなどのアレルギー症状、さらには感染症や肺炎、ガンなど深刻な健康被害を引き起こすこともあります
また、カビを栄養源とするダニの増殖により、アレルギー症状を引き起こす可能性が高まります。

 

関連記事:雨漏りするとカビが発生するのはなぜ?場所別に詳しく解説

危険性④漏電

雨漏りは漏電という重大な安全問題を引き起こす原因となります。
雨水が建物の電気配線や機器に侵入すると、火災の恐れがあります
とくに絶縁が劣化している古い建物では、この危険性はより一層高まります。
雨漏りを見つけた場合、速やかな対応と定期的な建物のメンテナンスが事故を未然に防ぎます。
建物の安全を確保するために、雨漏りの予防と漏電対策を確実に行いましょう。

 

関連記事:雨漏りすると漏電する?漏電の危険性や予防策を解説

新築で雨漏りが発生する際に考えられること

新築住宅であっても、雨漏りは発生する可能性があります。
以下では、新築の家で雨漏りが起こる主な理由と、それを防ぐために考慮すべき点について詳しく見ていきます。

施工不良が起きている

新築でも雨漏りは外壁や窓、サッシ、換気口などの開口部から発生することがあります。
これらの部分は雨漏りしやすい構造をしているため、雨仕舞の設計、防水工事、そしてメンテナンスを丁寧に行うことが重要です。
施工品質が雨漏りの有無に直結するため、新築の段階から防水に関する注意が必要です。

自然災害の被害を受けている

自然災害は住宅にとって予測不可能な脅威であり、設備や部材の破損による雨漏りを引き起こす原因となります。
地震の揺れ、台風の突風や強風、ゲリラ豪雨といった自然現象は、瓦のヒビや外壁の亀裂、雨樋の破損といった形で住宅にダメージを与えます
これらのリスクを軽減するためには、土地の地形や気候に合わせた屋根の形状を選ぶことが重要です。
適切に選ぶことにより、自然災害から住宅を守るための対策を強化することが可能になります。

新築の雨漏りは保証される?

新築住宅における雨漏りには10年間の保証があると「住宅の品質確保の促進等に関する法律」で定められています
以下では、新築住宅の雨漏りに対する保証の条件について詳しく説明します。

修理が保証される条件

新築住宅の雨漏りに対しては「住宅の品質確保の促進等に関する法律」に基づき、引き渡しから10年間の保証期間が定められています。
この保証は、新築住宅の引き渡し後10年以内に発生した雨漏りに適用されるため、新築住宅を建てたり購入したりした人が対象となります。

新築の雨漏りを防ぐポイント

新築住宅において雨漏りを未然に防ぐことは可能です。
以下では、新築の家で雨漏りが発生しないようにするための予防策と、注意すべきポイントについて詳しく説明します。

ポイント①排水口を常にきれいに保つ

排水口の清掃は雨漏り対策には欠かせない作業です。
落ち葉やゴミで詰まった排水口は、排水管の腐食や劣化を進め、最終的には破損を引き起こす可能性があります
とくにベランダの排水口は詰まりやすいため、定期的なチェックと清掃が必要です。
清掃時には排水口だけでなく、塗装や防水シートの劣化も確認しましょう。
これらの簡単なメンテナンス作業によって、雨漏りのリスクを減らせるのです。

ポイント②雨漏り防止スプレーを使う

雨漏り防止スプレーは、手軽に雨漏り対策ができる便利なアイテムです。
外壁のひび割れや穴を簡単に塞ぐことができ、防水と防腐の効果を兼ね備えています。

使用する前には塗る箇所の汚れをしっかり拭き取り、スプレーは均等に2、3度重ねて塗り付けることがポイントです。
塗り付け後は約1日乾燥させるだけで、誰でも簡単に雨漏りの予防が可能です。
この手軽さから雨漏りに悩む人にはとくにおすすめの方法です。

ポイント③定期的にメンテナンスする

雨漏り防止には定期的なメンテナンスが欠かせません。
とくに重度の雨漏りは、屋根や外壁の寿命到来によって発生することが多いため、時には全体リフォームが必要となることもあります。
このリフォームには屋根や外壁の葺き替え、カバー工法、塗装などが含まれ、費用相場は約60万円〜250万円です。
対策としては約10年ごとの屋根や外壁の塗装などのメンテナンスを行うことで、高額なリフォーム費用の発生を防ぐことができます

関連記事:雨漏りの原因とは?修理にかかる費用や対処法も解説

新築住宅の雨漏り対策と保証

新築住宅でも雨漏りのリスクは存在します。
雨漏りを未然に防ぐためには、建物の維持管理に注意を払い、万が一発生した場合は速やかに対処することが重要です。
また、新築の場合は法律による保証があるため、条件を満たしていれば修理費用の負担を軽減できる可能性があります

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