最短30分で駆け付けます!お急ぎならお電話がおすすめ!

受付時間:平日8:00〜20:00
0120-959-666

メールで
無料相談

公開日 2024.04.03 更新日 2024.09.25

ポタポタ音は雨漏りの合図?音が聞こえた際の対策方法とは

「部屋の中からポタポタと水の音が…」こんな経験、お持ちではないでしょうか?
その音は雨漏りの警告である可能性があります。
ただし、それが雨漏りだけに由来するとは限りません。他にも原因が考えられます。
この記事では雨漏りの音が聞こえたときの対処法について紹介します。

天井からポタポタ音が聞こえるのはなぜ?

天井から聞こえるポタポタという音は、雨天時だけでなく晴れた日にも発生することがあります。
この音の背後にある主な原因を、以下で詳しくご紹介します。

雨漏りが原因の場合

屋根の損傷は、雨漏りの最も一般的な原因とされています。
瓦やスレートなどの屋根材の破損、板金と釘の間の隙間の発生、またはコーキングの老朽化により雨水が侵入することがあります

このようなトラブルが発生すると、雨水が天井に直接落下し、ポタポタという音の原因になります。

 

原因①屋根材が破損・劣化している

地震や台風の影響で、瓦が移動したり持ち上がったりして雨漏りを引き起こすことがあります。
スレートの屋根材は、約10年が経過すると老朽化が目立ち、ひび割れやズレ、持ち上がりがよく見られるようになります。
また、金属製の屋根はその軽さから、強い風で部分的にダメージを受けやすく、錆や長期的な劣化による持ち上がりも雨漏りを引き起こす原因になります。

 

関連記事:瓦屋根から雨漏りする原因とは?雨漏り修理の方法も紹介

 

原因②防水シートが劣化している

屋根の構造は、上部の屋根材、その下にある防水シート、そして最下層の野地板で成り立っています。
防水シート、またはルーフィングシートと呼ばれるこの部材は、屋根材の隙間から侵入した雨水を効果的に排水します。
しかし、この防水シートが劣化したり破損したりすると、雨水が野地板や天井内部に浸透し、結果として雨漏りを引き起こします。

 

原因③外壁がひび割れている

外壁からの雨漏りは、外壁のひび割れやコーキングの劣化、破損が主な原因です。
とくに二階建て以上の建物で下の階の天井からポタポタと音がする場合は、上階の外壁破損による雨漏りの可能性が高いです。

 

原因④コーキング剤が劣化している

コーキングは家の隙間を塞ぎ、水やゴミの侵入を防ぐために使われるゴム状の材料です。
このコーキングの寿命は一般的に5〜10年程度とされています。
劣化したコーキングは剥がれやひび割れを起こし、その結果として雨水が内部に侵入し雨漏りを引き起こします。
関連記事:雨漏りの原因とは?修理にかかる費用や対処法も解説

雨漏り以外の原因がある場合

雨が降っていない時にポタポタ音がする場合、屋根や外壁の破損よりも他の原因が考えられます。
この音の主な原因には水道管の漏れ、屋根裏に住む動物によるもの、または結露が挙げられます。

これらの状況では、水道管の点検や動物が侵入していないかの確認、室内の湿度管理が重要となります。

 

水道管の水漏れ

金属製の水道管は長年の使用により腐食や劣化が進み、とくに接続部分の破損から水漏れが起こりやすくなります。
雨が降っていないにもかかわらず水漏れが発生している場合、水道管の破裂が疑われます。経年劣化はもちろん、地震や凍結による破損も原因となることがあります。

 

結露の水滴

暖房を使う冬場には、外と室内の気温差によって窓や天窓に結露が発生しやすくなります

この結露による水滴が落ちる音が、雨が降っていないにも関わらずポタポタと聞こえる原因の一つです。

 

小動物の排尿

家に害獣が侵入し住み着いている場合、その排尿が雨漏りのようなポタポタ音の原因となることがあります。
とくにハクビシンのように、同じ場所で繰り返し排尿する習性のある害獣は、天井にシミを作る原因になります。

 

照明器具のきしみ音

雨が降っていない時に聞こえるポタポタ音は、実は照明器具のきしみ音の可能性があります。
使用されている素材が熱で膨張し、擦れ合うことで発生する音が、まるで水滴が落ちるように聞こえることがその理由です。

ポタポタ音が雨漏りかどうか見分ける方法とは

ポタポタという音が聞こえるとき、それが雨漏りによるものかどうかを見分けることは、家の保護において非常に重要です。
以下では、ポタポタ音が雨漏りによるものかどうかを見分けるための主なポイントについて詳しく説明します。

  • 方法①天井裏に雨漏りしている箇所があるか確認する
  • 方法②外壁のひび割れを確認する
  • 方法③結露の発生を確認する

それぞれ解説します。

方法①天井裏に雨漏りしている箇所があるか確認する

天井のポタポタ音を調査する際には、最初に天井裏で雨漏りの痕跡を確認することが重要です。
天井裏に上がり、梁や断熱材に水滴や湿気、シミやカビの有無をチェックしてください。

 

関連記事:雨漏りで天井は落ちるの?天井が落ちた際の対処法も紹介

方法②外壁のひび割れを確認する

外壁のひび割れは雨漏りの一般的な原因です。
とくに窓周りやサッシと外壁の間など、水の侵入しやすい箇所を細かくチェックすることが大切です。

方法③結露の発生を確認する

結露は天井からのポタポタ音の原因となることがあります。
とくに天井裏の湿度が高い場合、断熱材や構造材に結露が発生しやすくなります。
この状況を確認するためには、天井裏の湿度レベルや結露の有無をチェックする必要があります。

雨漏りのポタポタ音が聞こえた際の応急処置

雨漏りのポタポタという音が聞こえた時、速やかな対応が被害を最小限に抑えます。

ポイント①吸水シートで水を吸い取る

吸水シートは、ホームセンターやネットショップで1,000〜2,000円程度の価格で購入可能です。
1枚(約400g)で約10リットルの水を5〜10分で吸収します。
緊急時には、ペット用のシートやおむつを代用することもできます。
これらの吸水材は、水漏れや雨漏りが発生した際に速やかに対応するための便利なアイテムとなります。

ポイント②バケツで水を受け取る

天井からポタポタと水が落ちてくる場合、バケツや大きな容器を使ってその水を受け止めることで、部屋の床や家具を濡らすのを防ぐことができます
この初期対応は、雨漏りによる被害を最小限に留めるために重要な役割を果たします。

ポイント③防水テープで隙間をふさぐ

雨漏りが発生している箇所がはっきりしている場合、防水テープを使ってその隙間をふさぐことで被害を軽減できます。
防水テープは、カットしてサイズを調整しやすく、一時的に水漏れを防ぐ効果があります

応急措置においては、取り外し後も残りにくいアクリル系の粘着面を持つテープがおすすめです。

ポイント④業者に修理を依頼する

天井からのポタポタ音が雨漏りである場合、放置するとさまざまな問題が発生します。
まず、雨水による床や家具への浸透はシミやカビの発生源となり、室内環境を悪化させます。
また、カビはアレルギーや喘息といった健康上の問題を引き起こします。
雨漏りの疑いがある場合は、速やかに専門の業者に修理の依頼をすることを検討してください

 

【関連記事】
雨漏り修理はどこに頼む?頼める業者や確認するポイントを紹介
雨漏りの応急処置!室内からできる修理方法を紹介

 

雨漏りの音が聞こえたら色々那可能性を考慮し必要な対応を

天井からのポタポタ音は、雨漏りの可能性もありますが、他の原因で発生することもあることをお伝えしました。
この音が聞こえた際には、即座に原因を特定し、適切な対応を取ることが重要です。

応急処置として吸水シートの使用、バケツでの水受け、防水テープによる隙間塞ぎなどが有効ですが、これらは一時的な解決策に過ぎません。
根本的な修理と対策を施すことで、将来的な被害を防げます。

雨漏り修理のご依頼なら雨漏り修理30分

雨漏り30分ロゴ