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公開日 2024.01.18 更新日 2024.09.25

雨漏り調査の方法や費用相場を徹底解説

「雨漏り調査の方法を種類別に知りたい」
「雨漏り調査の費用相場は?」
「そもそも雨漏り調査でわかる内容とは?」
せっかく持ち家を購入しても、雨が降る以上は常に雨漏りのリスクがあります。

 

本記事では、雨漏り調査について網羅的に解説していきます。
最後にはおすすめの雨漏り修理専門業者も紹介しているので、雨漏り修正を急いでいる方はぜひ最後までご覧ください。

雨漏り調査の方法

まずは早速、雨漏り調査の方法を紹介します。
一般的には、以下5つのいずれかが実施されます。

  • 散水調査
  • 赤外線調査
  • 蛍光塗料調査
  • ガス調査
  • 電気抵抗調査

それぞれ解説していきます。

方法①散水調査

散水調査は、水をかけることで大雨の状況を再現し調査する方法です。
外部から高圧の水を噴射して建物の外壁や屋根に水をかけるのですが、とくに雨漏りが起きやすい箇所や隠れた穴などに対して重点的に水をかけます。

 

水の浸透や漏れがある箇所では、シミ、水滴の形成などが観察され、雨漏りの原因となる隙間や損傷箇所を特定できます。
散水調査は建物の外観からでも行えるため、内部に入って調査することが難しい場合や、雨漏りが起きている箇所が特定できない場合に有効です。

 

しかし、高圧水の使用には注意が必要なので、適切な技術と知識を持った専門業者に依頼しましょう。

 

関連記事:壁紙のシミは雨漏りのサイン?原因とシミを消す方法を紹介

方法②赤外線調査

赤外線調査は、建物の表面の温度分布を観察し調査をする方法です。
雨漏り箇所や断熱不良部分では、表面の温度変化が起きます。
特に青色に見える場所(付近よりも表面温度が低い場所)は、雨水が流下していると考えられ、雨漏りの原因箇所と考えられます。

 

赤外線カメラは、人の目では見えにくい赤外線の放射を捉えることができるため、建物内部の様子を非接触で検知することが可能です。
これにより、湿気や水の侵入箇所を効率的に見つけ出すことができます。

方法③蛍光塗料調査

蛍光塗料調査も、建物の雨漏り箇所を特定するための調査方法のひとつです。
この方法では、特殊な蛍光性の塗料を使用します。

 

まず、塗料を雨漏りが起きやすい箇所に塗布します。
この蛍光塗料は、通常の塗料と同様に塗ることができますが、紫外線や特定の光源に当たると明るく蛍光する特徴があります。

 

次に、特殊な紫外線ライトや蛍光灯を使用して建物を照射します。
すると、蛍光塗料が蛍光するため、雨漏り箇所が目立つようになります。
これによって、蛍光の程度や位置から雨漏りの原因を特定することができます。

 

蛍光塗料調査は、目に見えにくい小さな隙間や漏れも検出できるため、より正確な雨漏り箇所の特定が可能です。
また、塗布した蛍光塗料は比較的容易に取り除くことができるため、調査後の修理や補修を容易に行うことができます。

方法④ガス調査

ガス調査では、特殊なガスを使用します。
マンションやビルなどに多いコンクリート造の建物でよく利用する方法です。

 

まず、建物内にガスを充填します。
ガスが充填されることで、建物内外の空間に圧力差が生じます。
その結果、雨水や湿気が侵入している箇所かたガスが漏れ出すため、雨漏り箇所を検知することができます。

 

ガス漏れ箇所は隙間やクラック、劣化した箇所、いわば雨漏りの原因となる箇所といえるのです。
ガス調査は、目視では見つけづらい雨漏り箇所を特定するために有効な方法です。
内部の装飾や仕上げに影響を与えずに調査できる利点もありますが、天井にガスが逃げないよう養生する必要があり、天井の材質によっては実施できない場合があります。

方法⑤電気抵抗調査

電気抵抗調査は、水が電気を通す性質を利用して、建物の雨漏り箇所や水の浸入による絶縁不良場所を特定する調査方法です。
まず、建物の壁や天井に特殊な導電性塗料を塗布します。
この塗料は、通常の塗料と同様に塗ることができますが、導電性を持っています。

 

次に、導電性の材料を接地し、測定装置を使用して正確な抵抗値を測定します。
正常な箇所では、抵抗値は一定の範囲内にありますが、絶縁不良が起きている場所では抵抗値が異なります。

 

この性質を利用して、建物内部の壁や天井に隠れた雨漏り箇所も特定することができます。
絶縁不良がある箇所で測定値が変化するため、事前に断熱不良や雨水侵入の可能性が高い場所を特定できる点も利点です。

雨漏り調査の費用相場

雨漏り調査の費用は、建物の規模や難易度、調査方法の種類、地域によって変動します。
一般的な手法である視察調査や水漏れ箇所の特定であれば、20万円程度が相場です。
ただし、赤外線調査や蛍光塗料調査などのより専門的な方法を使用する場合は、それ以上になることもあります。

 

とはいえ、調査会社でなく補修工事会社のなかには「無料」という場合もあります。
その場合は補修工事の実施が前提であり、診断結果に基づく修理や改修工事には別途費用がかかることもあります。

 

費用は個別の建物の状況によっても異なるため、業者に見積もりを依頼することが重要です。
おおよその費用を知るために、複数の業者からの見積もりを比較しましょう。

関連記事:お金がないときに雨漏りを修理するコツや費用の相場を紹介

雨漏り調査を依頼する理由

雨漏り調査を依頼する理由は何でしょう。
ここからは、その理由を以下2つ、紹介します。

  • 修理費用を確認できる
  • 建物の資産価値下落を防ぐ

修理費用を確認できる

雨漏り調査を依頼する理由のひとつは、修理費用を確認するためです。
雨漏りがある場合、放置すると建物の損壊や劣化を招く可能性があります。
そのため早急な修理が必要ですが、どの程度の費用がかかるかは雨漏りのケースによって随分と変わってきます。

 

雨漏り調査では、問題の原因や範囲を特定することができるため、これによって修理に必要な材料や工程、工事費用を見積もることができるのです。
さらに、修理に伴う付随費用(解体・撤去費用、防水施工費用など)も把握できます。
また、修理費用を確認することで、予算を立てたり、必要な資金を確保するための準備ができるのも利点です。
複数の業者に見積もりを依頼し比較することで、適切な価格設定を見極めることも可能です。

 

関連記事:雨漏り修理に補助金は利用できる?補助対象や注意点も解説

建物の資産価値下落を防ぐ

雨漏りがある建物は、建物の資産価値に悪影響を及ぼす可能性があります。
雨漏りにより建物内部が水浸しになると、壁や床の劣化やカビの発生などの問題が生じる可能性があり、建物の見た目や構造が損なわれ、資産価値が下がります。
また、雨漏りが放置されると、損壊や劣化の進行が進み、修理費用が増加する可能性もあるでしょう。

 

このような状況では、建物の買い手や賃借人がつかなくなり、売却や賃貸価格の低下が起こり得ます。
しかし、雨漏り調査を依頼することで、問題箇所を特定し早急に対処することができます。
これにより建物の資産価値を維持し、将来的な損失を防ぐことができるのです。

 

関連記事:雨漏りするとカビが発生するのはなぜ?場所別に詳しく解説

雨漏り調査でわかる内容

雨漏り調査では、以下の3つがわかります。

  • 雨漏りの原因と侵入経路
  • 最適な修理方法
  • 修理にかかる費用

雨漏りの原因と侵入経路

雨漏り調査では、雨漏りの原因や侵入経路を特定します。
調査の結果、劣化や破損が原因で雨水が侵入している場合、屋根や外壁の修理や補修が必要になることがわかります

 

また、リフォームや防水工事が適切な対策となる場合もあるでしょう。
雨漏りの侵入経路が特定できることで、適切な修理や改善策を講じることができます。

 

関連記事:雨漏りの原因とは?修理にかかる費用や対処法も解説

最適な修理方法

雨漏り調査では、最適な修理方法を見つけることもできます。
調査の結果、原因や侵入経路が特定されると、あわせて修理に適した方法を教えてもらえます。
一般的な修理方法は、破損した箇所の修繕や交換、防水材料の追加などですが、大規模な修理の場合には解体や撤去が必要なこともあります。

 

最適な修理方法を選ぶためには、専門知識や経験が必要です。
雨漏り調査を依頼することで、専門家が問題を正確に評価し、適切な修理方法を提案してくれます。
効果的な修理法が提示・実施され、雨漏りの再発を防止することができるでしょう。

 

関連記事:雨漏りが直らない?繰り返してしまう原因と解決策を解説

修理にかかる費用

雨漏り調査では、修理にかかる費用の目安を把握することもできます。
修理にかかる費用は、修理箇所の規模や難易度、使用される材料や工法、専門業者の料金などに影響を受けます。
一般的に、大掛かりな修理や補修は費用が高くなります。

 

雨漏り調査を依頼することで、専門家が必要な修理の内容や費用の見積もりを提案してくれるため、この見積もりを参考に修理費用を計画し予算を立てられるのが調査の大きな利点です。
修理費用は調査結果によって変動し、予想よりも高くなる場合もありますので、修理費用に十分な予算を確保しておきましょう。

雨漏り調査の流れ

次に、雨漏り調査の具体的な流れについて解説しましょう。
一般的には以下の5ステップで進行します。

  1. 業者に依頼
  2. 目視調査
  3. 各種調査
  4. 原因の特定
  5. 調査結果の報告

それぞれ順に解説していきます。

流れ①業者に依頼

まず行うのは、雨漏りの専門家やリフォーム業者への連絡、調査の相談・依頼です。
業者は、経験や知識を持ち、適切な調査と修理を行うことができます。

 

依頼時には、雨漏りの状況やお悩みを伝え、調査の日程や料金などの詳細を相談します。
適切な業者の選択は非常に重要であり、信頼性や実績を確認しながら複数の業者から見積もりを取ることが推奨されます。

流れ②目視調査

目視調査とは、雨漏りの症状や被害を実際に目で確認する作業です。
業者が現地に出向き、建物の外壁や屋根などを目視で調査します。
雨漏りの原因のひとつである破損や劣化箇所を確認するため、建物の状態や水の流れの確認などが行われます。

 

また、排水管の異常や浸水箇所の探査もともに行われるのが一般的です。
目視調査は雨漏りの現状を把握し、その後の詳細な調査や修理計画の基礎となります。

流れ③各種調査

次にいよいよ調査が行われます。
目視調査で特定できなかった問題の原因や状況を詳しく解明するために行われる一連の調査です。
たとえば、照明器具や水・ガスなどを用いた内部調査、その他水の流れの確認、水分計による湿度測定などが行われます。

 

また、他の部位からの水漏れや構造的な問題、建物の周囲の状況なども調査されます。
各種調査によって、雨漏りの原因や全体的な状況を把握し、適切な対策や修理計画を立てることが可能となります。

流れ④原因の特定

次に、雨漏りが発生している具体的な原因を特定する作業を行います。
目視調査や各種調査の結果をもとに、破損部や劣化箇所、経年劣化や施工不良など、雨漏りの根本的な原因を特定します。
水の侵入経路や風や地震の影響なども考慮した的確な診断が重要です。

流れ⑤調査結果の報告

業者は最後に、目視調査や各種調査の結果をまとめ、原因の特定や問題箇所の詳細、修理や改善策の提案などを報告書にまとめます。
報告書には、写真や図などを交えて具体的に示され、修理の優先順位や調査に基づく費用の見積もりも記載されます。

悪徳な業者に注意

雨漏り調査では、悪徳業者に注意が必要です。
信頼性の低い業者は高額な費用を請求したり、不要な修理を勧めたりする可能性があります。
事前に信頼できる業者を選ぶことが重要です。

雨漏り調査は5種類に分類できる

雨漏り調査には、目視調査や散水テスト、ガス試験などさまざまな種類があります。
これらの調査方法を組み合わせることで、雨漏りの原因や箇所をより正確に特定することができます。

 

ただし、どれも専門器具や専門知識が必要であり費用は決して安くありません。
悪徳業者を避けるためにも、しっかりと相見積もりを行いましょう。

 

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