最短30分で駆け付けます!お急ぎならお電話がおすすめ!

受付時間:平日8:00〜20:00
0120-959-666

メールで
無料相談

公開日 2024.01.18 更新日 2024.09.25

雨漏りの応急処置方法!自分でできる直し方と注意点も紹介

「雨漏りしてしまったときの応急処置方法は?」
「雨漏りしやすい箇所とその原因が知りたい」
「自分で雨漏りの応急処置をする際の注意点とは?」
自宅で雨漏りが発生した場合、すぐに修理業者に連絡することができなかったり、修理業者が到着するまでに時間を要する場合があったりするため、自身で応急処置をしておく場合があるでしょう。

 

そこで本記事では、雨漏りの応急処置方法について解説していきます。
持ち家で雨漏りが発生してしまった方は、ぜひご参考ください。

雨漏りしてしまったときの応急処置方法

まずは雨漏りしてしまったときの応急処置方法を4つ、紹介していきます。
ただし、紹介する方法はあくまでも一時的な処置です。応急処置とあわせて、なるべく早めに修理業者を手配するようにしましょう。

  • ペットシーツや紙おむつで吸水する
  • バケツや大きい鍋で水を受ける
  • ビニール袋で「ろうと」を作る
  • レジャーシートで家具を守る

それぞれ見ていきましょう。

 

関連記事:雨漏りの応急処置!室内からできる修理方法を紹介

方法①ペットシーツや紙おむつで吸水する

雨漏りが発生した際の応急処置として、ペットシーツや紙おむつが役立ちます。
これらの吸収性の高いアイテムは、漏れてくる水を素早く吸収して拡散を防ぎます
漏水部分の下にシーツやおむつを広げておくだけで、床への影響を最小限に抑えることができるでしょう。

方法②バケツや大きい鍋で水を受ける

吸水性の高いアイテムが身近にない場合は、バケツや大きい鍋などの器を使って水を受ける方法も良いでしょう。
これは雨漏りにおけるもっとも一般的な応急処置方法で、雨水が床や家財に落ちて濡れるのを防ぎます。

 

水が滴る場所の下に容器を置くだけで簡単な方法ですが、漏水量が多い場合は複数の容器を用意して満杯になったら都度容器を空にしなければならないため、長時間留守にする場合などは注意が必要です。
また、容器で水を受ける際は、容器の周りを滑り止めのついたマットで固定したり、周囲を拭き取ったりして、事故防止の対策もしておきましょう。

方法③ビニール袋で「ろうと」を作る

雨漏りが起こったとき、ビニール袋で手軽に「ろうと」を作成する方法もあります。
ビニール袋の一角をカットして穴を開けて、そこから水が滴り落ちるように設置して、もう一端を先述したバケツや大きな鍋などに向けて固定することで、水滴を効率的に集められるうえに、水が飛び跳ねて床などが濡れてしまうことも防げます。

方法④レジャーシートで家具を守る

雨漏りが発生した際、レジャーシートを使って家具や電化製品を守ることも有効です。
レジャーシートは防水性があり、広げるだけで簡単に空間を覆うことができるため、雨水が家具に直接かかるのを防ぎ、損傷を最小限に抑えられます。

雨漏りの応急処置で気をつけること

雨漏りが発生した場合、漏電のリスクは常に考慮しておかなければなりません。
電気系統やコンセントに水が接触すると、漏電やショートを引き起こして、火災や感電などの危険性があります。
そのため雨漏りを発見次第、安全を優先してブレーカーを落として、電気機器はコンセントから抜いてください。
その際ゴム手袋を着用しておくと、なお安全です。

 

また、修理業者による安全チェックと、修理を行ってもらう必要があります。
迅速に業者への報告と、修理の手配を行いましょう。

 

関連記事:雨漏りすると漏電する?漏電の危険性や予防策を解説

自分で雨漏りの応急処置をする際の注意点

ここからは、自分で雨漏りの応急処置をする際の4つの注意点について解説していきます。

  • 水の出口をむやみにふさがない
  • 高所や屋外の処置を1人で行わない
  • 板の貼りつけや釘の打ちつけを行わない
  • コーキング剤をなるべく使わない

それぞれ確認してください。

注意点①水の出口をむやみにふさがない

雨漏りの際、慌てて水の出口を塞ぐのは避けましょう。
水の出口をむやみに塞いでしまうと、水の流れ方が変わり、想定外の場所にまでダメージを与えてしまうおそれがあります。
水の通り道を自然に保ちつつ、バケツやタオルを設置して水を受け止める方が安全です。

 

まずは先述した応急処置で対応してください。
また、専門業者へ修理を任せることで、雨漏りの原因や建築物の潜在的なダメージなどをしっかりと把握して、解決策を見つけられます。

注意点②高所や屋外の処置を1人で行わない

雨漏りの応急処置を行う際に高所や屋外で作業をする場合は、決して1人だけで行わないようにしましょう。
高所での作業は転落の危険が伴いますし、特に濡れた状態では足場が滑りやすくなります。
また、屋根やはしごを使用する時には、常に誰かが安全を確保するために監視しておくべきです。
安全な応急処置を心がけ、最終的には専門の業者による修理を受けることをおすすめします。

注意点③板の貼りつけや釘の打ちつけを行わない

雨漏りを見つけたとき、板を貼ったり釘を打ったりしてしまうと、屋根材にさらなるダメージを与えることがあります。
とくに、屋根は防水のために特殊な素材や構造で作られていることが多く、その状態を破壊すると後で修理がより困難かつ高額になる可能性があります

 

したがって、このような応急処置は避けて、適切な材料と方法で修理を行う専門業者に依頼するのが最善です。
安全かつ適切な対応で、将来的な問題も防ぎましょう。

注意点④コーキング剤をなるべく使わない

雨漏り発見時、コーキング剤を使ってしまう人がいますが、これは推奨できません。
コーキング剤は一時的に問題を隠すだけで、原因や根本的な修理が必要な部分を見逃すことにつながります
また、専門知識がなければ正しい適用が難しく、後の正確な修理を困難にすることがあります。

 

したがって、コーキング剤は応急処置として使わず、適切な修理を専門家に依頼することをおすすめします。
安全かつ長期的な解決には、専門業者の評価が不可欠です。

 

関連記事:雨漏りが直らない?繰り返してしまう原因と解決策を解説

雨漏りしやすい箇所とその原因

ここからは、雨漏りしやすい箇所とその原因を見ていきましょう。
以下の4つについて、詳しく解説していきます。

  • 屋根
  • ベランダ

それぞれ確認してください。

屋根

屋根は雨漏りのもっとも一般的な発生源のひとつです。
屋根材の損傷、瓦のズレ、老朽化による防水機能の低下が原因で、雨水が侵入しやすくなります。
また、屋根の接合部や煙突周辺のシーリング劣化も雨漏りを引き起こしやすい点です。

 

定期的な点検とメンテナンスが重要で、早期発見と適切な修理が将来的な問題を防ぐ鍵となります。

 

関連記事:天井からの雨漏りの原因とは?危険性や応急処置も紹介

壁は外部からの水の侵入により雨漏りすることがあります。
これは壁材のひび割れや経年劣化、不適切な防水処理、建物の沈下による亀裂生成などが原因で起こり得ます。
防水層が破損すると水が内部に侵入するだけでなく、壁内の湿気が高まる、冷暖房の効きが悪くなるなどの問題も発生します

 

定期的な検査で問題を早期に捉え、適切な修復を行うことが大切です。
壁の雨漏りは建物の構造的な問題へと発展する可能性があるので、注意が必要といえます。

 

関連記事:壁紙のシミは雨漏りのサイン?原因とシミを消す方法を紹介

窓は、枠の隙間やシーリングの老朽化が主な原因で雨漏りが起きます。
とくに、窓周辺のコーキングが劣化すると雨水の浸入を許しやすく、窓の閉まりが悪いと隙間から水が入ることもあります。
また、雨どいや排水の問題で水が溜まり、その圧力により水が内部へ侵入することも多々見受けられます。

 

定期的なメンテナンスでシーリングの状態を確認し修理することが、雨漏りを防ぐポイントです。

ベランダ

ベランダでの雨漏りは、しばしば排水の問題や防水層の損傷が原因です。
排水溝の詰まりによって水が溜まり、その水が防水層を超えて室内に浸入することがあります。
また、ベランダの床のひび割れやシールの劣化も雨水が侵入する要因です。

 

定期的な清掃とメンテナンスで排水溝をきれいに保ち、防水層の点検を行いましょう。

雨漏りを事前に防ぐためのチェックポイント

次に、雨漏りを事前に防ぐためのチェックポイントを3つ紹介していきます。

  • 屋根材がズレていないか
  • ひびが見られないか
  • サッシ枠と防水シートのあいだに隙間がないか

掃除のときなど、定期的にチェックするようにしてください。

ポイント①屋根材がズレていないか

屋根材のズレは雨漏りの一般的な原因です。
屋根の素材が強風や物理的な衝撃により動くと、隙間が生まれ、そこから水が侵入する可能性があります
そこで、定期的な屋根の点検が必要不可欠。
特に、激しい天候の後は屋根材が適切な位置にあるか、ズレや損傷がないかを確認してください。

 

見た目では判断しづらい場合もあるので、疑問があれば専門の業者に点検を依頼するのも良い選択です。
早めに対策して、大きなトラブルを防ぎましょう。

ポイント②ひびが見られないか

ひび割れは雨漏りの危険信号です。
屋根や壁、ベランダなどのコンクリート部分にひびが入ると、そこから水が侵入しやすくなります。
小さなひびでも、時間とともに拡大して、雨水が内部に浸透する原因につながります。外壁や屋根の点検時にはひび割れがないかを念入りにチェックすることが重要です。

 

見つけた場合は、速やかに専門業者に修復を依頼しましょう。
ひび割れを早期に発見・対処することで、大事に至る前に防ぐことができます。

ポイント③サッシ枠と防水シートのあいだに隙間がないか

サッシ枠と防水シートの間の隙間は、雨水が侵入しやすい要点です。
とくに、窓やドアのサッシ枠周辺は建物が経年変化により動くことで、防水シートがズレたり破れたりして、隙間が発生することがあります。
チェックポイントとしては、サッシ枠の周囲にゴムやシーリング材が適切に施されているか、隙間や亀裂がないかを確認することが必要です。

 

定期的な目視点検や、手で触ってみることで、柔らかさやひび割れなどの異常を感知できます。
早期発見と適切な修繕で、快適な住環境を保つのが得策です。

雨漏りを放置する危険性

雨漏りを放置すると、住宅に甚大なダメージを与え、最終的には健康にも悪影響を及ぼします。
まず、雨水が建物の中に浸み込むと、家の骨組みとなる木部の腐食を招きます。

 

湿った木部はシロアリの格好の餌場となり、その結果、建物の構造的な強度が脅かされ、必要な修理には高額な費用がかかるでしょう。
また、湿度が高い環境はダニやカビの繁殖の温床となり、アレルギー症状など健康問題を引き起こすリスクが高まります。

 

長期にわたってこれらの問題を放置すれば、生活空間の質が低下し、病気やアレルギー反応の発生率が高くなる恐れもあります。
雨漏りはただの水漏れではなく、住宅の耐久性と居住者の健康を守るために迅速な対応が求められる重要な問題です。
早期発見と適切なメンテナンスが、健康的な住環境を維持するためには不可欠です。

 

関連記事:雨漏りするとカビが発生するのはなぜ?場所別に詳しく解説

雨漏りしたときは家にあるもので応急処置を

雨漏りしたときは、まず家にあるもので応急処置をしましょう。
具体的には、漏水部分を特定して、下にバケツやタオルを配置して水を受けてください。
小さな穴なら、一時的にガムテープや防水テープで覆う応急処置も有効です。
ただし、これは一時しのぎに過ぎないので、その後は早急に専門の業者に連絡し、適切な修理をお願いすることが大切です。

 

漏水による二次被害を防ぎ、安心して住める家を維持するために、応急処置でも可能な限り迅速に行動しましょう。

 

雨漏り修理のご依頼なら雨漏り修理30分

雨漏り30分ロゴ