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公開日 2024.04.02 更新日 2024.09.25

雨漏りすると漏電する?漏電の危険性や予防策を解説

雨漏りが引き起こすのは暮らしへの不快感だけではありません。
より深刻なリスクをもたらすことがあります。

この記事では、雨漏りによって生じる漏電の原因や兆候、それがもたらす危険性、対応策について詳しく説明していきます。

雨漏りすると漏電を引き起こすのはなぜ?

雨漏りは、屋根や外壁から侵入した水が電気経路の絶縁体にある隙間に入り込むことで、電気が正常に流れなくなる原因となります。
水は電気を通しやすいため、内部に進入すると電気の流れを妨げ、漏電やショートを引き起こす可能性があります
最悪の場合、ブレーカーが落ちる事態につながり、家電製品の故障や火災のリスクを高めることになります。
そのため、雨漏りが見られた際は速やかに対処し、漏電防止に努めることが重要です。

 

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雨漏りによる漏電のサイン

雨漏りが家電製品に与える影響は深刻で、漏電を引き起こすことがあります。
ここでは、雨漏りによる漏電を早期に発見するための主なサインについて解説します。

サイン①雨の日に家電の調子が悪い

雨が降るときだけ起こる保温ポットの切れや冷蔵庫の冷えない現象は、雨漏りによる漏電が原因かもしれません。
雨漏りによる湿気が家電に影響を与え、不調を引き起こしているのです。
これは、賃貸住宅でも同様に配管の損傷が原因で起こる場合があります。
雨漏りが止まった後でも、湿気が残り漏電を引き起こすことがあるため、雨の後はとくに家電の状態に注意が必要です。
このような状況が発生した場合、ブレーカーが落ちる可能性もあります。雨漏りと漏電の関係性を理解し、異常を感じたら速やかに専門の業者に相談することが重要です。

 

関連記事:雨漏り修理の費用の相場とは?優良業者の選び方も紹介

サイン②金属に触るとビリビリする感覚がある

家電や露出した金属部分に触れた際のビリビリ感は漏電の兆候です。
漏電は家の安全に直接関わる重大な問題であり、場合によっては木材などの非金属部分からも電気が感じられるほど激しくなることがあります。
この症状を感じたら即座に漏電の可能性を疑い、対策を取る必要があります
とくに漏電が疑われる場合、ブレーカーが落ちることもあり得るため、家電製品や電気システムの使用には十分注意し、速やかに専門の業者に相談しましょう。

サイン③照明器具が湿っている

水と電気の接触は深刻なリスクを伴います
湿った照明器具や電化製品を使い続けることは、非常に危険な行為です。
最優先事項は、安全を保つために電源をオフにすることにあります。
この状況に遭遇した際には、速やかな行動が求められます。
適切な対策を取らなければ、ブレーカーが切れるリスクや、更に重大な電気的問題を招くことになりかねません。

サイン④焦げたにおいがする

焦げた匂いがするときは、電気配線のショートが起因している可能性があります。
この状況は、放置すると火事につながる恐れがあるため、絶対に見過ごしたり無視したりしてはいけません
速やかに原因を特定し、必要であれば電源を切って業者に相談することが重要です。
電気配線の問題は見過ごされがちですが、早期発見と対処が災害を防ぐ鍵となります。

サイン⑤電気代が高くなる

電気代が急に高くなったときは、漏電が一因である可能性が考えられます。
とくに新築やリフォームされた住宅では、漏電ブレーカーが装備されていることが多く、早くに問題を発見できます。
一方で、築年数の古い家では漏電ブレーカーがないこともあり、電気代の急増を漏電のサインとみなすことが大切です。
ただし、電気料金は季節による暖房使用の増加、家族構成の変化、IHクッキングヒーターの導入など、生活習慣の変化によっても変動します。
漏電の疑いがある場合、安全を確保するためにも、業者によるチェックをおすすめします。

漏電の危険性

漏電は家庭内で発生する電気事故の中でもとくに危険なものの一つです。
以下では、漏電がもたらす可能性のある危険性と、それが家庭や居住者に与える影響について詳しく解説します。

リスク①感電事故が起こる

漏電による感電リスクは、電気が通りやすい物質の近くや、家電の金属部分に触れた場合に高まります。
とくに雨漏りなどで湿度が高い環境では、感電の危険性がさらに増します
一般家庭の電気であっても、感電による重大な事故や後遺症のリスクがあります。
漏電ブレーカーの存在とその作動状態を常に確認し、安全な電気の使用を心がけましょう。

リスク②家電が故障する

漏電は電気系統に予期しない大きな電流が流れ込むことで起こり、これが原因でコンセント経由に接続されている電化製品が故障することがあります
電気系統は、必要とされる電力だけを供給するように設計されていますが、漏電が起こるとそのバランスが乱れ、電化製品へのダメージにつながる可能性があります。
漏電の疑いがある場合、ブレーカーが作動することもありますので、電気設備の定期的なメンテナンスが重要です。
電気を安全に使用するため、漏電の可能性には常に警戒しましょう。

リスク③火災が発生する

漏電は壁内の金属や電線を過熱させ、隣接する木材やほこりが原因で火災につながる危険があります
とくに壁内で発生した火災は発見が遅れがちで、大規模な被害に繋がるリスクが高まります。
このような事故を未然に防ぐため、漏電対策として定期的な電気設備の点検が欠かせません。
また、漏電が疑われる場合、ブレーカーが自動的にオフになることもあり、これは一時的な安全措置として機能しますが、業者による確認と対処が必要です。
安全を確保するためにも、漏電のリスクには常に注意を払い、適切な対策を取りましょう。

 

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雨漏りによる漏電を疑った際にすべきこと

雨漏りによる漏電を感じた場合、速やかな対応が重要となります。
以下では、雨漏りが原因で漏電を疑った際に取るべき適切な対処法について解説します。

電気保安協会へ点検を依頼する

電気保安協会は、家庭の電気設備の安全を守るために、4年に1度の定期点検を行う機関です。
雨漏りなどで漏電の疑いがある場合、この協会への連絡で無料の調査を依頼できます。
電気保安協会の取り組みは、電気による事故を事前に防止することに大きな影響を与えており、電気を安全に使用できるようサポートを行っています。

参照:電気保安管理 省エネ対策 関東電気保安協会・公式サイト

電気設備業者に知らせる

電気設備の点検と修理は、同一業者に依頼することで速やかにできます。
この方法は一連の作業を一貫して行えるため効率的ですが、漏電がなかった場合にも点検費用が発生する点に注意が必要です。
漏電の可能性が高い場合はブレーカーが落ちることがあり、これは即時の注意が必要なサインとなりますので、速やかに電気設備業者に連絡を取るようにしましょう。

ブレーカーをすべて落とす

雨漏り発生時は、火災リスクを避けるために部屋のブレーカーをOFFにすることが重要です。
まず全てのブレーカー、とくに「アンペアブレーカー」と「小ブレーカー」をOFFにします。
次に、大きな「アンペアブレーカー」をONにし、その後各部屋の「小ブレーカー」を一つずつONにしていきます。
ブレーカーが落ちる場合は漏電の可能性があり、安全のためそのブレーカーはOFFの状態を維持しましょう。
この手順により、安全を確保しながら漏電が疑われる部屋を特定することができます。

雨漏りによる漏電の予防策

雨漏りによる漏電は深刻な問題を引き起こす可能性がありますが、予防策を取ることでリスクを最小限に抑えることができます。
以下では、雨漏りが漏電の原因となるのを防ぐための効果的な予防策について詳しく解説します。

方法①傷んだコードを使用しない

漏電予防の最初のステップは、絶縁状態が悪い物を使用しないことです。
とくに傷んだコードやプラグは、絶縁状態が不十分であり、漏電のリスクを高めます。
絶縁性が低下している電気製品は、安全のため使用を避けたほう良いです。
この対策をとることで、漏電の可能性を減少させ、電気の安全な利用が可能になります。
漏電の兆候が見られる場合、ブレーカーが切れることがあり、これは速やかな対応を求める警告信号となります。
定期的な検査と保守を通じて、漏電の危険を最低限に抑えることが重要です。

方法②アース線を取りつける

アース線は余分な電気を安全に地面に逃がす役割を果たし、人体への影響を最小限に抑えます。
とくに電子レンジや洗濯機などの大型家電にはこの方法は必須です。
アース線の正しい取り付けにより、万一漏電が発生した場合でも、電流が人体に流れるのを防ぎ、安全性が高まります。

方法③漏電遮断器を取りつける

漏電遮断器は漏電や異常電流を自動で感知し、速やかに電源を遮断してくれます。
これにより、感電や火災のリスクを大幅に減少させることができます。
さらに万全を期すためには、年に1〜2回の定期点検することをおすすめします。
点検により装置の正常な機能を保ち、不意のブレーカー落ちや漏電事故を未然に防げます。
安心して生活するためにも、漏電遮断器の設置と定期的なメンテナンスを心掛けましょう。

関連記事:雨漏りの原因とは?修理にかかる費用や対処法も解説

家屋への深刻なリスクを減らすためにも雨漏りによる漏電対策は徹底しよう

雨漏りによる漏電は、家屋にとって深刻な問題を引き起こす可能性があります。
この記事を通じて漏電のサインを見逃さず、適切な予防措置を取ることで、安全な生活環境を維持することが重要であることを理解していただければ幸いです。

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