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公開日 2024.01.19 更新日 2024.09.25

雨漏りの応急処置!室内からできる修理方法を紹介

「雨漏りの応急処置を室内で行うときはどうすべき?」
「雨漏りをしている場所別の応急処置方法が知りたい」
「雨漏りの応急処置でしてはいけないこととは?」
雨漏りが起きた際、業者に頼む前にまずは応急処置が必要です。

 

そこで本記事では、雨漏りにおける室内での応急処置について解説していきます。
持ち家で雨漏りが発生している方は、ぜひ最後までご覧ください。

雨漏りが起こる原因

雨漏りの原因はさまざまですが、一般的には屋根や外壁の劣化や損傷が主な要因です。
屋根瓦のズレや割れ、シーリング材の劣化、防水層の破損などがあります。
また、経年による自然劣化や、台風などの激しい天候による物理的なダメージも原因になることが多いです。

 

それから、建築時の施工不良や、メンテナンス不足も雨漏りを引き起こすことがあります。
適切な対策をとらないと、小さな損傷が徐々に大きな問題へと発展してしまうことがあるので、定期的な点検と早めの補修が必要です。

 

関連記事:雨漏りが直らない?繰り返してしまう原因と解決策を解説

雨漏りによる室内への影響

雨漏りが室内に及ぼす代表的な影響に「雨染み」と「壁紙の剥がれ」があります。
雨水が屋内に侵入すると、天井や壁に水分が染み込み、いわゆる「雨染み」として目に見えるシミを発生させます。
これらは見た目にも悪影響を及ぼすだけでなく、構造内部の損傷を示している可能性があるため注意が必要です。

 

また、壁紙は水分を含むと剥がれやすくなります。
壁紙が剥がれることにより、室内の美観が損なわれるのと同時に、下地材へのダメージやカビの発生の原因ともなり得るため、迅速な対策が求められます。
継続した水濡れは室内の快適さを著しく低下させ、健康にも影響を及ぼす可能性があるため、早期の修復が不可欠です。

 

関連記事:壁紙のシミは雨漏りのサイン?原因とシミを消す方法を紹介

応急処置の重要性

雨漏りが発生したら、応急処置を行うことは最重要です。
早期に対応すれば、雨水による二次被害を最小限に抑えられます。
たとえば、漏水が家具や家電に及ぶと、修理や交換の費用が発生するため、速やかな処置が経済的な負担を軽減します。

 

また、建物の構造部分への損傷を防ぐことで、将来的な大規模な修理のコストを削減する効果もあります。水が侵入した箇所を速やかに特定して、適当な材料で仮の防水を行うことが、被害を拡大させないための鍵となるでしょう。

雨漏りをしている場所別の応急処置方法

ここからは、雨漏りを起こしやすい3つの場所別に、応急処置方法を解説していきます。

  • 天井からの雨漏りの場合
  • 窓や壁からの雨漏りの場合
  • 屋根からの雨漏りの場合

それぞれ困っている箇所について確認してください。

方法①天井からの雨漏りの場合

雨漏りが天井から発生している場合の応急処置としては次の方法が考えられます。
まずは、雨水が直接家具やフローリングに落ちないように、漏水箇所の下にバケツやタライを置いて水を受けることが大切です。
また、雨漏り箇所が複数にわたる場合は、ビニール袋でろうとを作成し、水をコントロールして流してください。
この際には電気を確実にオフにし、感電や漏電のリスクを避けましょう。

 

そして、すぐに専門家に連絡して、後の詳細な修理につなげることが重要です。
応急処置を行う際は、安全を最優先に行動してください。

 

関連記事:天井からの雨漏りの原因とは?危険性や応急処置も紹介

方法②窓や壁からの雨漏りの場合

窓や壁からの雨漏り対策としては、とりあえずの応急処置としてビニールシートやターポリンを使って雨水の侵入を防ぐ方法が有効です。
まず、窓や壁の外側から直接雨が吹き込まないように覆い、固定することで、内部への水の流入を抑えることができます。
さらに、壁の内側からでも、漏水箇所に水を吸収しやすいタオルを当てたり、水受けを準備することが効果的です。

 

ただし、これはあくまで一時的な対策に過ぎないので、安全を確認したうえで速やかに専門業者に修理を依頼するようにしてください。

方法③屋根からの雨漏りの場合

屋根からの雨漏りを発見したときには、まずは屋根を損傷させている原因を安全に確認しましょう。
屋上に登るのが危険な場合は、すぐに専門業者に相談してください。

 

屋根に簡単にアクセスできる場合は、水が入り込む箇所に防水シートやビニールをかけて一時的に漏水を防ぎましょう。
シートを重石などで固定し、水が建物内部に流れ込むのを防いでください。
また、屋根の下にある天井にも水が滴り落ちないよう、漏れているところにはバケツやポットを置くと良いでしょう。

 

天候が改善され次第、すぐに専門の業者を呼んでください

雨漏りが起きた際の注意点

雨漏りが起きた際には、まず感電の危険を避けるため、漏れている箇所の近くにある電化製品や電源を切り、配線にも注意してください。

 

次に、水が家具や床を傷めないよう、受け皿やバケツを下に設置しましょう。
さらに、水の重みで天井が崩落する恐れがあるため、安全を確保することが重要です。
そのため、屋根や天井に穴が開いている場合は、専門家の介入が早急に必要となります。

 

速やかに修理業者に連絡をし、専門的な評価を受けてください。

 

関連記事:雨漏りすると漏電する?漏電の危険性や予防策を解説

雨漏りの応急処置でしてはいけないこと

ここからは、雨漏りの応急処置としてやってはいけないことを3つ紹介していきます。

  • 板を張りつける
  • 雨漏りの箇所を特定せずに補修する
  • 水の出口をむやみにふさぐ

それぞれ見ていきましょう。

板を張りつける

屋根からの雨漏りに対する応急処置として板を張りつける方法は推奨できません。
その理由は、板が屋根に適切に取り付けられない限り、風で簡単に飛ばされてしまったり、逆に屋根材を傷つけたりする可能性があるからです。
また、板自体が水を吸って重くなり、屋根に余計な負担をかけることにもなりかねません。
さらに、不適切な取り付けは雨水の流れを阻害し、結果として雨漏りを悪化させる要因となり得ます。

 

迅速かつ適切な応急処置は大切ですが、安易な方法よりもプロの技術による適正な処理が重要です。
安全で確実な屋根の保護には、防水テープや専用シートを使用し、専門業者に修理を依頼しましょう。

雨漏りの箇所を特定せずに補修する

雨漏りがある際、漏れ箇所を正確に特定せずに補修作業をすることは避けるべきです。
なぜなら、正確な源泉を見つけないまま表面的な処理を行うと、根本的な解決にはならず、結局同じ箇所または別の箇所から再び漏水する危険があるからです。
漏水の原因が複数ある場合も考えられるため、見た目だけで判断せず、慎重に調査する必要があります。

 

不適切な補修は時間と労力を無駄にしてしまうだけでなく、将来的にさらなるダメージにつながったり、修理コストを増大させたりするおそれがあります。
したがって、応急処置を行う際には、専門家のアドバイスを受けるか、確実な原因を突き止めたうえで対応することが肝心です。
安全第一で、適切な手段を選択しましょう。

水の出口をむやみにふさぐ

雨漏り発見時、水の出口を無闇に塞ぐ行為は避けましょう。
これが実は非常に危険な行為です。
というのも、水は必ずどこかに逃げ道を見つけるため、他の箇所からの漏水を引き起こしたり、水圧が増して天井や壁にダメージを与えたりする可能性があるからです。
その結果、雨漏りの範囲が拡大することになりかねません。

 

また、水の流れを探して補修することは、根本解決にならず、後でより大きな修理が必要になることを意味します。
水の流れを理解し、適切な応急対策を取り、早急に専門家に相談することが賢明な対応策です。
安全を最優先に考え、長期的な解決策を見極めることが大切です。

応急処置後、一時的に雨漏りを抑えるポイント

次に、応急処置後、一時的に雨漏りを抑えるポイントを2つ紹介します。

  • はがれた壁紙の修理
  • 雨染みの修理

それぞれ解説していきます。

ポイント①はがれた壁紙の修理

雨漏りにより壁紙がはがれた場合、応急処置として壁紙専用の接着剤を使って貼り直すと良いでしょう。
壁の表面を清潔に拭き、乾かした後、はがれた部分に壁紙用の接着剤を塗って、しっかりと押し当てて固定させます。

 

これは水漏れ自体を防ぐための解決策ではないので、専門業者による適切な修理を行ったうえで実施してください。

ポイント②雨染みの修理

雨染みができた場合、応急措置として患部を乾燥させ、漂白剤を使ってください
まず、雨漏りが止まった状態で、染み部分を乾燥させます。

 

次に、10〜50%ほどに希釈させた漂白剤をスプレーなどで吹きかけ、時間をおいた後に水拭きと乾拭きを経ることで、見た目を改善できるでしょう。
しかし、これも雨漏りの根本的な解決ではないので、修理は別途行うようにしてください。

雨漏りの応急処置の際に役立つアイテム

ここからは、雨漏りの応急処置の際に役立つ5つものアイテムを紹介していきます。

  • バケツや大きい鍋など深さのある入れ物
  • レジャーシート
  • 雑巾やタオル
  • ビニール袋
  • 紙おむつや吸水シート

特徴や使い方について見ていきましょう。

アイテム①バケツや大きい鍋など深さのある入れ物

雨漏りが発生した際、バケツや大きい鍋など深さのある入れ物は非常に役に立ちます。
これらの容器を使用して、漏れてきた水を集めることで、室内の他の部分が濡れるのを防ぎ、家具や床材の水害を最小限に抑えられます。

 

ただし、容器は定期的にチェックし、溢れないように注意が必要です。
また、置場所が不安定だと、満水になった時に倒れてしまう恐れもあるため、しっかりとした場所への設置が大切です。
専門家による本格的な修理を受けるまでの間、この簡単な方法が室内への二次的な損害を防ぐ助けになります。

アイテム②レジャーシート

雨漏りに気づいたとき、レジャーシートは応急処置に役立つアイテムのひとつです。
レジャーシートは防水性に優れているため、漏水する箇所の下に広げることで、水が家具や床に直接落ちるのを防ぐことができます
また、レジャーシートは軽くて柔軟性があるので、簡単に設置しやすい点もメリットです。

 

ただし、これも一時的な処置であり、水がシートの上に溜まり続けると、重量でシートが垂れ下がる可能性もあるため、水が溜まらないように注意し、定期的に排水する必要があります。
そしてなるべく早くプロの業者に修理を依頼しましょう。
レジャーシートは応急措置には役立ちますが、雨漏りの根本原因解決にはつながりません。

アイテム③雑巾やタオル

雑巾やタオルも、雨漏りの応急処置で大変役立ちます。
これら吸水性のある布類は、雨水が滴る箇所に置くことで、速やかに水を吸い取り、周囲の広がりを防いでくれます
また、雨水によって床が滑りやすくなるのを防ぐ役割も果たしてくれるでしょう。

 

ただし、この方法も雑巾やタオルが飽和状態にならないよう、定期的な交換や絞りが必要です。
雨漏りの根本的な解決には、最終的には専門家の手を借りることが重要なので、応急処置後は早めに対応をお願いします。

アイテム④ビニール袋

雨漏り時にはビニール袋が手軽で有効な応急処置アイテムです。
ビニール袋は水を通さないため、漏れてくる水を直接受け止める容器として役立ちます。
とくに、小さな穴からの漏水対策として適しています

 

袋の中に少量の水が入ったら、その都度排水し、取り替えると良いでしょう。
また、袋の口をしっかりと閉じて水の流出を防ぐことが重要です。
不安な方はビニール袋を二重にして取り付けましょう。

 

ただし、漏水の量が多い場合はビニール袋ではそもそも対応できないこともあるので、専門の業者に修理を依頼することを忘れないでください。

アイテム⑤紙おむつや吸水シート

雨漏りが起きたときの応急処置には、紙おむつや吸水シートも便利です。
紙おむつや吸水シートは非常に高い吸水性を持っているので、漏れてきた水を素早く吸い取り、周囲への拡散を防ぐのに役立ちます。
水滴が落ちるポイントに置いたり、漏水が予想される箇所に敷いたりすることで、一時的に内部への侵入を抑制できます。

 

また、交換もシンプルで、容量がいっぱいになったら新しいものと交換するだけです。
そのため、ほかアイテムとの併用も良いでしょう。
ただ、これもあくまで一時しのぎの措置のため、後で専門業者に修理を依頼する必要があります。

自分でできる修理が終わったあとの過ごし方

応急処置を施した後は、一時的な解決策であることを念頭に、迅速に専門の修理業者へ連絡しましょう
修理業者に依頼することで、根本的な原因を特定し、恒久的な修復へとつながります。
雨漏りは水害だけでなく、屋根の崩落や壁の倒壊なども招きかねない問題です。

 

一見安定して見える状況でも、未解決の損傷が将来的にさらに深刻な問題を引き起こす可能性があるため、プロの手に委ね、安心して過ごせるよう行動することが大切です。

 

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雨漏りの応急処置を室内で行うときは雨漏り箇所を確認しよう

 

雨漏りを室内で応急処置する際は、まず正確な雨漏り箇所を特定することが重要です。
水が滴る位置を観察して、漏れの原点を見つけましょう。
壁や天井にシミがあれば、それが手がかりになることが多いです。
見つけたら、バケツやタオルなどを使って水を受け、室内への被害を最小限に抑えましょう。

 

ただし、特定できない場合は下手に自分で修理をしてはいけません。
あくまで応急処置のみに集中して、その後の対処は専門業者へ任せましょう。

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