雨漏りによるストレスとは？雨漏りの原因と対策法を解説
屋根や外壁、ベランダなどから雨漏りが発生すると、人間はさまざまなストレスを感じます。最初は雨漏りが気になる程度で収まっていた感覚が、徐々に大きなストレスに変わることは珍しくありません。ではどのように雨漏りに対するストレスから身を守ればよいのでしょうか。
今回は、雨漏りによるストレスについて詳しく解説します。雨漏りを放置すると起こりえる健康被害や対策法もお伝えするので、雨漏りの危険性や未然に防ぎたいと考えている方は参考にしてください。
そもそも雨漏りの原因とは？
主に雨漏りは、屋根や外壁の損傷や経年劣化によって起こります。台風や地震などで屋根材が剥がれたり外壁にひびが入ったら、そこから雨水が内部に浸入するでしょう。また屋根や外壁は常に雨風や紫外線に晒されているため、徐々に劣化が進んで雨水を弾く防水性能が低下することもあります。
防水性能が低下すれば雨水が染み込みやすくなるため、経年劣化を見過ごすことはおすすめできません。他にも設計ミスや施工不良によって雨漏りが発生することもあり、原因は多岐にわたります。
雨漏りによるストレス
ここでは雨漏りによって抱えるストレスについて、2つの視点から解説します。
心理的なストレス
雨漏りは心理的なストレスを抱えるものです。雨が降るたびに天井から雨水が落ちる音や床や壁が濡れる様子は、持続的なストレスになります。バケツやタオルを置くとある程度雨漏りが気にならなくなりますが、梅雨の時期はほとんど毎日雨漏りにうなされるでしょう。
とくに小さな子どもや高齢者、ペットにとって雨漏りしている環境にいるのは大きなストレスです。安全な室内にもかかわらず快適性が損なわれてしまっては、家にいても落ち着かないでしょう。
経済的なストレス
雨漏りの修理費用は、被害状況が大きくなるほど高額になります。予期せぬ出費は経済的なストレスになることもあるでしょう。場合によっては生活費や貯金を切り崩すことになり、生活が苦しくなってしまうことも考えられます。
しかし、大きな出費を恐れて部分修理を行えば根本的には改善されず、長期的な修理になって費用がかさむこともあります。
経済的なストレスを緩和するためには、修理費用を積み立て初期段階で修理を依頼するのが得策です。
雨漏りによる健康被害
雨漏りを放置すると、住宅内に湿気がたまってカビやダニの繁殖が促されます。カビやダニは健康被害に大きく影響する生物です。
ここでは起こりうる健康被害について3つのケースを解説します。
アレルギー症状
雨漏りにより湿気が溜まってカビやダニが繁殖すると、アレルギー症状がでることがあります。
アレルギー症状と一口に言っても症状はさまざまですが、よくあるのはくしゃみや鼻水、目のかゆみなどです。肌がかゆくなるアトピーが発症することもあり、どれも軽視できません。また雨漏りによって住宅が腐食すれば、穴が空いてネズミが侵入するリスクも高まります。
ネズミのフンもアレルギー症状を引き起こす原因の一つなので、侵入を阻止するためにも雨漏りの修理は必要です。
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呼吸苦症状
雨漏りによってカビやコケが発生すると、喘息や気管支喘息などの病状が発症することがあります。これらの症状は咳が止まらなくなったり息苦しくなったりと、生活に支障がでることも少なくありません。また過敏性肺炎を引き起こす場合もあり、雨漏りを軽視するのは危険です。とくに呼吸器系が弱い小さい子どもや高齢者は病状が悪化する可能性が高いため、早めの雨漏り修理をおすすめします。
体のかゆみ
雨漏りはダニを繁殖させる原因の一つです。ダニはアレルギー症状を引き起こすだけではなく、場合によっては噛んでくることもあります。ダニに噛まれてしまうとかゆみを発症し、我慢できなくなってかきむしってしまうことも少なくありません。湿疹が広がれば肌荒れにもなります。ダニが繁殖しやすい場所は布団です。布団は掃除したり干したりすればある程度ダニによる被害は軽減しますが、雨漏りが続く以上湿気は改善されません。
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雨漏りの対策法
ここでは、雨漏りの対策法を2つ紹介します。雨漏りの再発を防ぐ方法が挙げられているので、見ていきましょう。
定期的にメンテナンスする
雨漏りを未然に防ぐ対策法として、定期的にメンテナンスを行うことは欠かせません。日頃から屋根や外壁、防水層の状態をチェックしていれば、劣化や損傷部分を早期発見できます。しかし屋根や下地材の傷み具合は目視で確認するのは難しいため、専門業者に点検を依頼するのが得策です。
専門的な道具や方法で点検すれば、目視では気づけなかった雨漏りの原因を見つけてくれます。軽度の雨漏りで発見できると部分的な修理で済むため、定期的にメンテナンスを行うことは費用を抑えるのにも効果的です。
専門業者に修理を依頼する
雨漏りの修理は、専門業者に依頼することをおすすめします。屋根に登って作業したり外壁にコーキングしたりする行為は、専門的な知識と経験が必要です。もし自己流で行えば、状況が悪化する危険性が高まるかもしれません。雨漏りを改善するためにも、原因追求や修理プランの確立などができる専門業者に依頼しましょう。業者を選ぶ際は、実績の豊富さや顧客の口コミ、アフターフォローの内容も確認しておくと安心です。信頼できる業者に依頼できれば、雨漏りの再発防止につながり、建物の寿命がのびます。
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雨漏り修理を依頼する際の注意点
雨漏りは早めの修理が必要です。しかし慌てて業者に依頼するのはリスクがあります。ここでは業者に依頼する際の注意点について解説するので、一度ご確認ください。
注意点①信頼できない業者には依頼しない
雨漏りは修理すると改善する症状です。しかし雨漏りの修理は専門業者でも難しく、根本的な原因を改善しないと再発したり悪化したりするおそれがあります。再発や二次被害を防ぐには、信頼できる業者に依頼することが重要です。
技術力が高く施工経験も豊富な業者であれば、雨漏りが再発する可能性が低くなります。雨漏りの修理を行っているという業務内容だけで判断するのではなく、自分の目で信頼できるかどうか判断するようにしましょう。
注意点②原因をきちんと特定する
雨漏りの原因を特定しないまま修理を依頼すると、関係ないところを修理されて根本的な解決にならないことがあります。まずは、雨漏りの原因が何か特定するようにしましょう。
- 屋根材の破損やずれ
- 屋根材や下地材の劣化
- 雨樋の不具合
- 外壁のひび割れ
- 屋上防水の劣化
もし屋根や外壁、ベランダのリフォームからまもなくして雨漏りが発生した場合は、施工不良が原因かもしれません。施工不良が原因だった場合は、施工に携わった業者に一度相談してみましょう。保証期間内であれば、すぐに対処してもらえる可能性があります。
注意点③相見積もりをとる
雨漏りの修理依頼をする際は、まず相見積もりをとるのがおすすめです。修理目的が同じでも、提案する修理内容や使用する道具などが異なる場合があります。これらの費用は業者によって違ってくるため、複数社の見積もりを比較することが大切です。業者のなかには高額な見積もり費用で契約を迫ってくることも少なくありません。相見積もりをとることは、心理的や経済的な負担の軽減にもつながります。納得のできる費用で修理を行うためにも、相見積もりをとるようにしましょう。
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雨漏りは原因を特定してから修理しよう
屋根や外壁の破損や経年劣化により雨漏りが発生することは、どの住宅でも起こりえます。重要なのは、雨漏りが起きたら早い段階で適切に修理することです。雨漏りが起きている箇所を見つけて修理すれば、根本的に改善されて再発しにくくなります。そのためにも、雨漏り修理に精通している専門業者に依頼するのが大切です。
雨漏り修理のご依頼なら雨漏り修理30分にご相談ください。雨漏りの原因特定を行ったうえで、修理プランのご提案と無料での見積もりをさせていただきます。お問い合わせから最短30分で駆けつけますので、お気軽にご連絡ください。
この記事の監修者
二瓶義哉（Yoshiya Nihei）
株式会社NK代表取締役
高校を卒業後、不動産の営業、ITコンサルタントを経験後、29歳で防水工事専門会社へ就職。
他業種だからこそ経験できたことを生かし、建築業界の枠にとらわれない視点でお客様への提案等を行うことにより、大手施工管理会社からの信頼を獲得。現在は雨漏りしない為の調査方法・修理方法を研究し雨漏り修理成功率99％を達成。
＜略歴＞
2018年 防水工事専門業者にて防水施工に従事
2021年 株式会社NKへ就職
2024年 代表取締役へ就任
現在に至る
＜資格＞
有機溶剤作業主任者
化学物質管理者
職長 安全衛生責任者
クレーン・デリック運転士
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