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公開日 2024.04.03 更新日 2024.09.25

古い家の雨漏り修理とは?修理業者を選ぶ際のポイントも紹介

古い家は歴史と趣といった魅力がある一方で、メンテナンスの問題も抱えています。
とくに雨漏りは、見過ごすと家全体に深刻なダメージを与えかねません。
本記事では、古い家の雨漏り修理について、その原因、修理方法、費用、さらに信頼できる修理業者の選び方まで詳しくご紹介します。

古い家が雨漏りしやすいのはなぜ?

古い家が雨漏りしやすい理由は多くありますが、以下ではその主な要因を詳しく解説します。

原因①屋根材の経年劣化

屋根材の下に敷かれる防水シートであるルーフィングは、雨漏り防止には欠かせません。
とくに築20年を超える古い家では、ルーフィングの劣化が雨漏りの主な原因となります。

ルーフィングの寿命は約10年とされ、時間の経過と共に防水効果が低下します。
新しいルーフィングは柔軟性がありますが、年数が経つと硬化し破損しやすくなります。
さらに、施工時にホッチキスで固定された穴が破損の原因となることもあります。

原因②瓦のズレ

時間の経過や外部からの影響で瓦が割れて位置がズレたりすることが、雨漏りの大きな原因となります。
とくに自然災害が発生した後は瓦のダメージが頻発します。
これらの損傷は屋根の保護能力を弱め、結果として雨水が家の中に侵入する原因を作り出します。

原因③雨樋の詰まりや破損

雨樋の詰まりや損傷は、雨水を適切に排水できない原因となり、結果として家の壁や基盤に水が浸入するリスクを増加させます。
落ち葉やゴミによって雨樋が詰まることが一般的で、これが原因で雨水があふれ出ることがあります。
さらに、雨樋が破損すると、その機能が失われ、水の排出問題が引き起こされます。

関連記事:雨漏りの原因とは?修理にかかる費用や対処法も解説

雨漏りを放置しておくとどうなる?

雨漏りを放置すると、家全体にさまざまな悪影響を及ぼします。
以下では、雨漏りを放置した場合に発生する主な問題点について詳しく説明します。

カビが発生する

雨漏りは初期にシミやカビを引き起こし、建築資材の劣化を早める主な原因です。
雨水が侵入することで壁や天井にシミが発生し、湿度が高まることでよりカビが発生しやすくなります。
このカビはさらに木材腐朽菌の発生を促し、建物の骨組みを内側から弱めることにつながります。

 

関連記事:雨漏りするとカビが発生するのはなぜ?場所別に詳しく解説

シロアリが発生する

シロアリは、湿度が高くなりがちな雨漏りの影響を受けた家で、とくに繁殖しやすくなります。
家の重要な構造部分を食害し、見た目にも機能にも大きなダメージを与えるため、床の不安定感や建具の隙間の拡大など、シロアリ被害の兆候には注意が必要です。

漏電による被害が起こる

雨漏りによる漏電は、命に関わる重大な被害を引き起こす可能性があります。
雨水が建物内に侵入し、家電製品を水浸しにすると、漏電のリスクが高まります。
この状態は家電製品の故障のみならず、最悪のケースでは火災を引き起こし家が全焼する可能性があります

 

関連記事:雨漏りすると漏電する?漏電の危険性や予防策を解説

鉄骨が錆びる

木造建築だけでなく、鉄骨建築においても雨漏りは深刻な問題を引き起こします。
多くの人が見落としがちですが、湿気は鉄骨のサビや腐食を引き起こす原因となります。
このような腐食は、建築物の構造的強度を低下させ、長期的には重大な安全上の問題につながる可能性があります。

古い家の雨漏りはご自身でも修理できるのか

雨漏りの自己応急処置として、ブルーシートの使用や排水溝の清掃、防水アルミテープやシリコンによる破損部の修復などが可能です。
これらは即座に雨水の侵入を阻止するための一時的な対策に過ぎず、根本の解決策ではありません
とくに古い家では、修理が必要な箇所の多くが部品の交換が必要になることが多く、個人での修理は難しいです。
雨漏り問題を根本から解決し将来的なダメージを防ぐためには、専門業者による修理が必要になります。

古い家の雨漏り修理にかかる費用の相場

古い家の雨漏り修理にかかる費用は、修理の範囲によって大きく異なります。
以下では、雨漏りの修理費用に関する相場を、修理の範囲ごとに詳しく説明します。

屋根の場合

屋根の雨漏り修理費用は、被害の程度によって大きく変わります。
軽度の修理では5万円〜30万円、中程度の修理では35万円〜75万円、重度の場合には80万円〜200万円が修理費用の相場となります。

外壁の場合

外壁の雨漏り修理費は、修理範囲によって大幅に異なります。
軽い損傷の場合、5万円〜50万円程度で対応可能ですが、損傷が中程度から重度に及ぶと費用は80万円〜200万円に跳ね上がることもあります。
この費用差は外壁の老朽化によるもので、部分補修から全面塗り替えまで修理の内容によって大きく変わります。

窓・サッシの場合

窓枠やサッシからの雨漏りの修理費用は大体5万円〜25万円の範囲です。
隙間が原因である場合、コーキングを使った修理で簡単に対処できることが多いです。
古い家では、雨漏りを速やかに対処することで、将来的な更なる損害や修理費用の増大を防ぐことができます。

 

関連記事:天窓から雨漏りするのはなぜ?雨漏りの修理方法を詳しく解説

ベランダの場合

ベランダの雨漏り修理費用は、一般的に5万円〜15万円程度です。
この費用は、排水溝の詰まりや防水処理の劣化が原因で発生することが多いです。
これらの問題は、比較的軽微な修理作業で解決可能であり、適切なメンテナンスを行うことで、雨漏りを防ぐことができます。

 

関連記事:ベランダ・バルコニーから雨漏りする原因や修理費用を紹介

古い家の雨漏り修理が高くなるケース

古い家の雨漏り修理がとくに高額になるケースは、さまざまな要因によって異なります。
以下では、修理費用が予想以上に高くなる主なケースについて詳しく説明します。

大がかりな調査が必要なケース

雨漏りの原因が明確でない場合、徹底した調査が必要になることがあります。
以下に、主要な調査方法とそれに伴う一般的な費用の概算を示します。

調査一覧 費用相場
散水調査 0~30万円
サーモグラフィー調査 10万~40万円
発光液調査 5万~20万円
解体調査 0~10万円

雨漏り修理を依頼する際、初期の散水調査は無料で行われることがあります。
しかし、サーモグラフィー調査や発光液調査、解体調査などの詳細な検査には、作業費と機器使用料がかかり、修理費用が高くなる傾向にあります。

 

関連記事:雨漏り調査の方法や費用相場を徹底解説

屋根が経年劣化しているケース

屋根の部分的な補修は数万円で済むことがありますが、経年劣化が進んでいる場合には葺き替えが必要となり、100万円〜300万円の費用がかかることもあります。
とくにトタン屋根は10年で寿命を迎えることがあり、瓦屋根でも下地は数十年で交換が必要になります。
一時的な修理では根本的な問題が解決せず、別の箇所からの雨漏りが発生する恐れがあるため、高額になることを覚悟の上で全面的な葺き替えを検討しましょう。

材質が腐食しているケース

雨漏りを初期段階で修理する場合、費用は数万円程度で済むことが多いです。
しかし、雨漏りを放置し柱の腐食など深刻な被害が発生した場合、修理費用は100万円を超えることもあります。
放置することで被害は日々悪化し、最終的には大規模なリフォームが必要になるケースも少なくありません。
早期発見・早期対応が、被害の拡大を防ぎ、修理費用を抑える鍵となります。

優良な雨漏り修理業者の選ぶ際のポイント

雨漏り修理を成功させるためには、信頼できる業者を選ぶことが非常に重要です。
以下では、優良な雨漏り修理業者を見分けるための主なポイントについて詳しく説明します。

ポイント①雨漏りの修理箇所で業者を分ける

2階建て住宅の雨漏り修理では、発生場所に応じて依頼する業者を変えることが重要です。1階で雨漏りが発生している場合、原因は屋根以外の箇所である可能性が高く、雨漏り修理を専門に行う業者に依頼すべきです。
一方、2階で雨漏りがある場合は、屋根の問題である可能性が高いため、屋根や瓦の修理を得意とする業者へ依頼する必要があります。
修理業者を間違えると、雨漏りの正確な原因特定や適切な修理が行えず、つまり結果的に問題が解決せず、余計な費用や時間がかかることになります。

ポイント②専門の資格を所有している業者を見つける

雨漏りの経路が不明で業者選びに迷っている場合は、雨漏り検診士や建築板金基幹技能者の資格を持つ業者を選ぶと良いでしょう
建築板金基幹技能者は屋根や外装の専門業者であり、雨漏りの原因を正確に特定し適切な修理を行うことができます。
雨漏り検診士は雨漏り専門の資格を持ち、実績と経験を兼ね備えています。
これらの資格を持つ作業者がいる業者に依頼すれば、雨漏りが再発するリスクを減らし正確な修理が行われる可能性が高まります

ポイント③相見積もりを取る

雨漏り修理を考える際、複数の業者から見積もりを取るようにしてください。
これにより、市場の相場を理解し、必要以上に高い修理費を払わずに済みます。
業者間で提案内容やサービスの品質を比較することで、自分の要望に最も合致する業者を見極めることができます。
相見積もりは費用を節約するだけでなく、サービスの質を判断するためにも役立ちます。
急いでいるからといって、一つの業者にしか連絡せず、提示された金額を支払うことは極力避けるべきです。

ポイント④豊富な実績があるか確認する

雨漏り修理業者を選ぶ際、過去の修理実績も確認しましょう。
修理実績が豊富な業者は、さまざまな状況に対応した経験があり、専門知識や技術を有していることの証明になります。
業者が過去にどのような案件を成功させてきたかを見ることで、自宅の雨漏りに問題なく対応できるかを判断できます。

依頼を検討する際は各業者のホームページやSNSなどで実績を確認し、必要に応じて直接質問することも行いましょう。

ポイント⑤アフターフォローがあるか確かめる

修理工事後のアフターフォローが充実しているかも業者選びの判断材料としてください。
如何に優秀な業者であっても、修理工事ごとにトラブルが発生する可能性はゼロではありません。
多くの信頼できる業者は、一定期間内の無料補修を実施しています
これに対し、悪徳とされる業者は修理後のフォローアップを高額な追加料金で要求したり最悪の場合、追加費用を支払っても再修理を拒否したりすることがあるようです。

適切なアフターサービスを実施する業者を選ぶことで、このようなリスクを避け安心して修理を任せることができます。

古い家を雨漏り修理したあとに心がけること

雨漏りの修理を完了した後、古い住宅を長く快適な状態に保つためには、定期的なメンテナンスが必要です。
以下では、修理の後に古い家を良好な状態で維持するための主なポイントを詳しくご紹介します。

定期的にメンテナンスする

屋根や壁の劣化は、日々の風雨や日光によって進行します。
これらの部分は家全体を守る重要な役割を担っているため、定期的なメンテナンスが欠かせません。
そのため、年に一度は専門業者による点検を受け、必要に応じて修理やメンテナンスを行うことをおすすめします。
この習慣は小さな問題を早期に発見し、より大きな修理費用や被害を防ぐために役立ちます。

いつもきれいに保っておく

定期的な屋根や外壁、雨樋の清掃は住まいを美しく保つだけでなく、雨漏りを防ぐ効果もあります。
雨樋の詰まりは水の流れを妨げ、結果として雨漏りの原因になることが多いです。
そのため、落ち葉や枝などで雨樋が詰まらないように定期的にチェックし、清掃を怠らないようにしましょう
また、外壁のひび割れや塗装の剥がれも早めに対処することで、雨水の侵入を防ぎます。
これらの維持管理を怠ると、見た目の問題だけでなく家全体の構造にも影響を及ぼす可能性があるため注意が必要です。

古い家の雨漏り修理とメンテナンスの重要性

古い家の雨漏り修理は、早期発見と適切な対策が鍵を握ります。

専門業者による定期的なメンテナンスと、いつもきれいに保つことで、雨漏りによるさまざまな問題を未然に防ぐことが可能です。
適正な修理業者の選定は、信頼できる資格を持つ業者や、充実したアフターフォローを実施する業者を選ぶことが重要です。

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