最短30分で駆け付けます!お急ぎならお電話がおすすめ!

受付時間:平日8:00〜20:00
0120-959-666

メールで
無料相談

公開日 2024.04.02 更新日 2024.09.25

雨漏りするとカビが発生するのはなぜ?場所別に詳しく解説

家で雨漏りがあると感じた場合、それは単なる水漏れではなく、より深刻な問題の兆候かもしれません。
本記事では、雨漏りがカビの繁殖を促進する理由と、それに対する解決策について詳しく説明します。

雨漏りするとカビが発生するのはなぜ?

建物に雨水が侵入すると湿度が上昇し、カビの繁殖を促します。
水分が壁や天井に浸透し、屋根裏やクローゼットなどの隠れたスペースに湿気が溜まることで、カビが生育する理想的な条件が生まれてしまいます。
とくに見えない箇所である押し入れや天井裏では、この問題が悪化しやすく、発見が遅れる傾向にあります。
雨漏りおよびそれに伴うカビ問題を回避するためには、雨漏りに対して素早く対応することが重要です。
雨漏りを放置すれば建物内の湿度は持続的に高まり、カビが発生しやすくなります
そのため雨漏りを速やかに特定し適切に対応することが、カビ問題を根底から解消するための重要なステップとなります。

 

関連記事:新築でも雨漏りする?雨漏り修理で使える保証とは

【場所別】雨漏りによるカビの発生原因

雨漏りは家のさまざまな場所で発生しますが、その影響は場所によって異なります。
以下では、雨漏りが原因で特定の場所にカビが発生する原因を詳しく説明します。

床の場合

高湿度の下では床にカビが生じやすく、雨漏りがその直接的な原因となります。
雨漏りは外壁の損傷、排水の問題、窓の不適切な取り付け、またはコーキングの老朽化などから起こりがちです。
このような場合、影響は床にとどまらず、壁の内側や建築用木材にも及ぶことがあります。

雨漏りを発見したら、速やかに修理に取り掛かることが重要です。

天井の場合

天井のカビは、屋根からの雨漏りによって引き起こされることが多いです。
屋根を通じて侵入した雨水が屋根裏に溜まると、カビが発生しやすくなり、建物にも悪影響を及ぼします。
そのため屋根からの雨漏りを速やかに特定し、修理に取り組むことが非常に重要です。
適切な対策をとることで、天井のカビを根本から解決し、建物の健康と安全を守ることができます。
雨漏りを見過ごすと、カビの問題だけでなく建物の構造自体の損傷に繋がる恐れがあるため注意が必要です。

 

関連記事:天井からの雨漏りの原因とは?危険性や応急処置も紹介

天井裏の場合

天井からの雨漏りやクロスの剥がれ、シミの発生は屋根裏での被害を示唆しています。
このような場合、クロスの張り替えよりも先に、屋根裏の雨漏りを修理することが優先事項です。
また、冬に暖房の利用が増えると結露が発生しやすくなり、過剰になるとカビの成長を促す原因となります。
結露は雨漏りと間違えられるため、専門業者による正確な診断が必要です。
調査や見積もりを無料で提供している業者を利用すると、問題の早期発見と解決に繋がりやすいでしょう。

壁紙の場合

壁紙のカビは室内湿度と雨漏りが主な原因です。
室内湿度が高い場合、換気を改善し湿度を管理することが重要です。
雨漏りが原因であれば、修理を優先しましょう

窓周りや床のカビは雨漏りや結露が原因かもしれません。
結露の場合は換気を促進し、室内外の温度差に注意しましょう。
床のカビは敷物の湿度や外壁、サッシの問題が原因の可能性があります。
カビ対策には、原因の早期特定と適切な対処が効果的です。

 

関連記事:壁紙のシミは雨漏りのサイン?原因とシミを消す方法を紹介

雨漏りによるカビの危険性とは

雨漏りが家の構造への損傷を超え、カビの増殖を促進し多くのリスクを発生させることがあります。
ここでは、雨漏りが原因で発生するカビの問題と、それが引き起こす具体的な危険性について解説します。

木造部分が腐食する

雨漏りやカビが木造部分に影響を及ぼし、木材腐朽菌による腐食が進行するリスクがあります。
これらの菌は湿った環境で増殖しやすく、建物の寿命や強度に悪影響を及ぼします
雨漏りやカビを見つけた際は、木造部分の腐食が始まっている可能性があると考え、速やかに対応することが重要です。
効果的な対処法は濡れた部分の速やかな乾燥と湿気の原因に対する対策の実施です。
これらの対策により建物の健全性を維持し、長期的な損傷を避けられます。

漏電の可能性が高まる

雨漏りによりブレーカー、電線、そして家電製品が水にさらされると、漏電する危険性が増します。
雨水が絶縁体を突破して電気系統に接触すると、電気が外部に逃げるリスクが高まり、これが火災や感電事故を引き起こす可能性があります
とくに雨が降る際にブレーカーが頻繁に切れることは、漏電している可能性があるという警告信号です。
このような兆候を見つけたら、すぐに対処することが求められます。
雨漏りおよび漏電に対して適切に対応することで、将来的な大きな事故を防ぐことができます。

 

関連記事:雨漏りすると漏電する?漏電の危険性や予防策を解説

シロアリが発生する

雨漏りによる住宅内の湿気は、木造部分の湿度を上げ、シロアリの発生に適した環境を作り出します。
湿った木材を食べるシロアリは、住宅の耐久性と強度を著しく低下させ、災害時に建物の倒壊リスクを高めます
羽アリの出現や外壁の剥離はシロアリの被害を示唆する兆候であり、これらを発見した場合はシロアリの存在を疑ってすぐに対応を開始することが求められます。
雨漏りによる損害を防ぐためには修理作業とともに、定期的な住宅の点検を行うことが効果的です。

悪臭が発生する

雨漏りが原因で住宅内部が濡れ湿度が高くなると、カビの発生が促され悪臭を引き起こします
目に見えるカビを掃除や壁紙の張り替えで取り除くことで臭いが改善されることもありますが、根本的な解決には雨漏りの修理が必要です。
カビは湿った環境を好むため、雨漏りを放置すると再びカビが生えるリスクがあります。
換気をしてもカビの臭いが消えない場合は、見えない場所にカビが発生している可能性が高く、速やかな対策が求められます。

健康被害が起こる

雨漏りが原因で発生したカビは健康上のリスクを招くことがあります。
とくにカビが放出する胞子がアレルギー反応の引き金となる可能性があるため、皮膚炎や鼻炎などのさまざまな健康問題を引き起こす可能性があります。
急にアレルギーのような症状に苦しむようになった場合は、雨漏りによって生じたカビが原因かもしれないと考えることが大切です。
これらの健康上の問題を防ぐためには、雨漏りの速やかな修理とカビの徹底的な排除が重要になります。

雨漏りによるカビを根本的に除去する方法

雨漏りによるカビの問題は見過ごすことができないほど深刻です。
ただカビを清掃するだけでは、根本的な問題解決にはなりません。
雨漏りによるカビを根本的に除去するための効果的な方法を詳しく説明します。

方法①雨漏りを修理する

カビの問題に直面した際、最優先事項は雨漏りの修理です。
雨漏りが続く限り、カビは繰り返し発生します
カビを一時的に除去するだけでは根本解決にはならず、雨漏り自体の修理が必須です。
そのため効果的な修理を実施するためには、経験豊富で専門的な知識を持つプロの業者を選ぶことをおすすめします。
プロの手による修理は雨漏りを根本から解消し、将来的な再発リスクを著しく低減させることが期待できます。

方法②業者にカビの除去を依頼する

雨漏りの修理後はカビの除去が次の重要なステップです。
小規模なカビはDIYで取り除けることもありますが、徹底的な除去には専門業者の力が必要です。
なぜなら、カビは見えない場所にも広がっている可能性があるため、プロによる細かいチェックが欠かせません。
業者はカビの状況を把握し、必要に応じて清掃やクロスの張り替えを行います。
カビ除去は見た目だけでなく、健康を守るためにも重要です。
業者に依頼することで、家の中のカビを根本から解決しましょう。

カビはご自身でも除去できる?

カビの初期段階であれば、ご自身でも除去することは可能です。
漂白剤やエタノールを使用してカビを除去する方法があります。
まず、漂白剤を100倍に薄めた液をスプレーボトルに入れ、カビに直接吹き付けます。
10分後にはキッチンペーパーでやさしく拭き取り、水拭きで仕上げます。
ただし、漂白剤は色素に影響を与えるため、色や柄のある素材には不向きです。
一方、消毒用エタノールを使った方法もあり、エタノールを含ませた雑巾でカビを拭き取ります。
使用前には素材の変色を防ぐため、目立たない箇所で試してみることをおすすめします。

関連記事:雨漏りの応急処置!室内からできる修理方法を紹介

カビの脅威から家を守る

雨漏りが引き起こすカビ問題は、健康に害を及ぼすだけでなく、建築物の構造にも悪影響を与える恐れがあります。
初期対処として漂白剤やエタノールを使ったカビ除去が効果的ですが、根本的な雨漏りの修繕が最も重要です。
雨漏りが継続すると、カビの反復発生は避けられず、住宅の耐久性やセキュリティに懸念が生じます。

カビの根絶や雨漏りの修繕には、高度な専門技術と豊富な経験が必要となります。
雨漏り修理のご依頼なら雨漏り修理30分までご相談ください。
お客様の快適な住生活を保護するため、素早く且つ効果的な対応をさせていただきます。

雨漏り30分ロゴ