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公開日 2024.12.19 更新日 2025.02.25

雨どいリフォームの費用相場は?安くするコツや検討のタイミングを解説

雨どいリフォームを検討するにあたって、費用がいくらかかるのか知りたい方もいるでしょう。
費用は修理範囲によって異なるため、予算に余裕をもたせておくと安心です。
また少しでも費用を抑える方法はないか、模索している方もいるでしょう。

今回は、雨どいリフォームの費用相場や安くする方法、リフォームのタイミングなどを解説します。
雨どいリフォームを考えている方は必見です。

雨どいリフォームの費用相場とは?

雨どいリフォームにかかる費用は、修理内容によって異なります。
ここでは4つの修理方法を解説するとともに、費用相場も紹介します。

雨どい全体をリフォームする場合

雨どい全体をリフォームする場合は、材料費や作業費、処分費などあわせて30〜60万円が相場です。
雨どいの長さや建物の形状によって変動するため、相場内に収まるとは限りません。
雨どいのデザイン性や機能性を重視すれば、相場よりも高額になる可能性はあるでしょう。

雨どいの一部を交換する場合

雨どいの一部を交換する場合は、材料費や作業費、処分費などあわせて1箇所あたり7〜10万円が相場です。
全体的に劣化しておらず、部分的に破損が見られる場合は、一部だけ交換するとよいでしょう。
余計な出費を抑えられるため、費用の節約につながります。

詰まりを解消する場合

雨どいに落ち葉やゴミが詰まっていることで雨水が溢れている場合は、詰まりを解消することで解決するかもしれません。
詰まり解消にかかる費用は、1〜5万円が相場です。
雨どいの勾配が急な場合は費用が高くなる傾向にあるため、該当する場合は予算に余裕をもたせておくとよいでしょう。

雨どいを再塗装する場合

雨どいの色褪せや汚れが目立つ場合は、再塗装することで美観が戻ります。
再塗装には5~10万円かかることが一般的です。
塗装面積は小さいため、外壁や屋根塗装と比べると費用を抑えられる傾向にあります。

雨どいのリフォーム費用を抑える方法

ここでは、雨どいのリフォーム費用を抑える方法を3つ紹介します。
少しでも費用を抑えたい方は、ぜひ参考にしてください。

定期的にメンテナンスをする

雨どいのリフォーム費用を抑える方法として、定期的にメンテナンスすることが挙げられます。
劣化や破損などが起きる前に適切にメンテナンスすると、雨どいはもちろん建物全体の寿命を維持できます。
劣化や破損を放置すれば症状は悪化し、二次被害に発展することも少なくありません。

定期的にメンテナンスを実施して早めに劣化や破損に気づければ、修理費用を抑えられる可能性があります。
日常的に行うだけではなく、専門業者による点検も行えば、早めに対処できるでしょう。

自然災害が原因なら火災保険を使える可能性がある

火災保険を利用すると、雨どいリフォームにかかる自己負担額を軽減できる可能性があります。
火災保険の適用条件は、おもに3つです。

  • 自然災害による破損
  • 被害に遭ってから3年以内の申請
  • 工事費用が免責金額以上

自然災害による破損には、どのようなケースが当てはまるのかイマイチイメージできない方もいるでしょう。
一例ではありますが、以下に適用されやすいケースをまとめました。

  • 強風や雪の重みで雨どいが歪んだ
  • 台風の影響で雨樋の留め具が飛んでいった
  • 台風による飛来物で雨どいが割れた

そのほかにも、突風や木枯らし、春一番などによる被害で火災保険が適用される場合があります。
加入している保険内容によって適用の可否が分かれるため、一度パンフレットや契約内容を確認してみるとよいでしょう。
もし火災保険の保険金が下りれば、自己負担なし、あるいは自己負担額を軽減できるため、大きな節約につながります。

 

【関連記事】
火災保険は雨樋修理でも適用される?条件や申請の流れとは
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雨漏り修理に補助金は利用できる?補助対象や注意点も解説
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優良業者を見極めて依頼する

優良業者を見極めて依頼することも、費用を抑える方法の一つです。
業者の中には悪徳業者も存在しており、知識や経験が少ないにもかかわらず相場以上の価格で契約を迫ってくるケースがあります。
雨どいリフォームの内容によっては高額になることもあるため、信頼できる業者に依頼するのがおすすめです。

とくに雨どいリフォームを専門に活動する業者であれば、より信頼して任せられるでしょう。
雨どいと聞くと塗装業者を想像するかもしれませんが、実は雨どいリフォームを専業とする業者が存在します。
適正価格で丁寧な施工を受けられるため、満足度の高いリフォームになるでしょう。

雨どいリフォームを検討するタイミング

ここでは、リフォームを検討するタイミングについて解説します。
検討するタイミングとして挙げられるのは、おもに3パターンです。
それぞれの内容を見ていきましょう。

一般的な寿命15年~20年を超えたとき

雨どいの寿命は、15〜20年です。
素材や使用環境によって変動するため、一つの目安としてお考えください。
寿命を迎えると劣化がより悪化しやすくなり、歪みや破損などの不具合が起きやすくなります。
放置していると雨どい自体が落下したり、人や物に当たったりする危険性が高まります。

被害を防ぐには、寿命を迎えたタイミングで全体的に交換するのがおすすめです。
部分的に修理しても寿命を迎えた雨どいは不具合が起きやすい状態のため、一新するのがよいでしょう。

雨どい掃除をしても詰まりが解消しないとき

雨どいに溜まっている砂埃やゴミなどを除去しても詰まりが解消しない場合も、雨どいリフォームを検討するタイミングです。
通常、雨どい周辺をきれいに掃除すれば詰まりは解消されます。

しかし、内部が変形していたり詰まっている物が流れなかったりする場合は、掃除をしても解消されません。
自分で無理やり除去しようとすると、かえって雨どいを破損させてしまうおそれがあるため避けましょう。
このような場合は、前向きに雨どいリフォームを検討することをおすすめします。

傾斜がなくなり雨水が溢れるようになったとき

雨どいは雨水がスムーズに流れるように傾斜がつけられています。
しかし、経年劣化や飛来物などによって雨どいの位置がズレ、傾斜がなくなるケースも少なくありません。
傾斜がなくなると雨水が溢れるため、雨漏りが発生します。

傾斜の調整は自分で行うことも可能ですが、力を入れすぎて破損させてしまうリスクも考えられます。
むやみに触るのは避け、経験豊富な業者に修理を依頼したほうが安全です。

雨どい修理は自分でできる?

雨どい修理は、自分で行うことも可能です。
工具やはしご、資材などを自分で用意できれば、修理に必要な一式はそろうでしょう。
自分で行えばコストカットもできるため、メリットに感じる部分もあります。

ただし、自分でできる修理にも限界があります。
雨どい修理する場合は、リスクを把握した上で実施するようにしましょう。

雨どい修理を自分で行うリスク

雨どい修理は、決して簡単なことではありません。
地上よりも高い位置にあるため、はしごや脚立を使うことになります。
足元が不安定な中で丁寧に作業するのは至難の業です。
修理に慣れていない際は、思うように修理ができなくて嫌になるかもしれません。

また高所作業は足元のバランスを崩すと、はしごや脚立から転落する危険性があります。
施工不良を起こすリスクもあるため、自分で雨どい修理を行うのはなるべく避けたほうがよいでしょう。

雨どいのリフォームや修理は業者に依頼するのが安全

転落の危険性や施工不良などのリスクを考えると、はじめから経験豊富な業者に依頼したほうが安心です。
高所作業や資材の運搬、作業などすべて行ってくれるため、依頼主は安全な場所で待機できます。
仕上がりに不具合が起きる心配もあまりないため、自分で行うよりも安心感を得られるでしょう。

 

関連記事:雨樋修理の費用相場は?業者の選び方や流れを解説

優良リフォーム業者の選び方

ここでは、雨どいリフォームにおける優良業者の選び方を紹介します。
業者を選ぶ際にチェックしたい3つのポイントについて解説するので、ぜひ参考にしてください。

見積もりの内容が明確になっているか

優良業者の場合、見積もりの詳細を明確にしていることがほとんどです。
金額や数量、材料名などを詳細に記載できるのは、細かい部分までしっかり対応する責任感の表れです。
詳細を省いている業者は、もしかすると手抜き工事をしたりリフォームとは関係ない費用が上乗せされていたりする可能性があります。
見積もり内容を丁寧に記載してくれる業者は優良である可能性が高いため、じっくり検討してみましょう。

アフターサービスの充実度

業者を選ぶときは、アフターサービスの充実度にも目を向けましょう。
アフターサービスが充実していれば、リフォームや修理後に不具合が起きても、親切に対応してくれます。
無償・有償の内容がしっかり明記されていれば、サービス内容で口論になることもないでしょう。
アフターサービスの内容はホームページでも確認できますが、不安な場合は契約前に直接聞くのがおすすめです。

実績のある業者かどうか

雨どいリフォームの業者を選ぶときは、実績の有無を確認することも大切です。
実績が豊富な業者であれば、劣化や不具合に応じて適切に対処してくれます。
一方で実績の少ない業者は、複雑な現場には対応できない場合があります。
柔軟に対応してもらうためにも、豊富な実績を有する業者に依頼するのがおすすめです。

 

関連記事:お金がないときに雨漏りを修理するコツや費用の相場を紹介

雨どいリフォームの流れ

ここでは、リフォームの流れについて解説します。
お問い合わせからアフターケアまでの流れを知りたい方は、ぜひ参考にしてください。

お問い合わせ~調査・見積

まずは、業者に雨どいリフォームがしたい旨を伝えましょう。
電話やお問い合わせフォーム、どちらを利用しても問題ありません。
お問い合わせでは希望するリフォーム内容を聞かれるため、詳細に伝えるようにしましょう。

現場の調査日を迎えたら現場チェックのあと、見積もりを作成します。
見積もりの作成には即日〜1週間かかることがあります。
手渡し・郵送も業者によって異なるため、事前に確認しておきましょう。

工事・費用の支払い

見積もり内容と費用に納得できた場合は契約を締結し、工事の準備と費用の支払いを進めていきます。
工事の準備内容としては、おもに打ち合わせて修理内容の擦り合わせや使用する材料、施工期間などの確認を行います。
支払い方法については業者に確認するようにしましょう。
支払いを終えたら修理がはじまるため、完了するまでしばらく待ちます。

アフターケア

もし修理が完了したあとに不具合が発生した場合は、アフターケアを行います。
業者による施工不良であれば無償で対応してくれることがほとんどのため、発覚した段階で連絡するようにしましょう。
ほかにも定期的に無料で点検を行うサービスを提供している業者もいるため、賢く利用することでお得に雨どいのアフターケアが可能になります。

費用相場を知って適正価格で雨どいリフォームをしよう

雨どいリフォームにかかる費用は、全体的に交換するか部分的に交換するかで変動します。
同じ修理内容であっても業者によって異なるため、相見積もりをとって適正価格でリフォームしましょう。
本記事で紹介した業者の選び方を参考に、信頼できる業者に依頼するのがおすすめです。

雨どいリフォームは、雨漏り修理30分にお任せください。
雨漏り修理に特化した業者のため、適正価格で対応するのはもちろん、状況に応じて修理プランをご提案いたします。
お見積りや相談は無料で承っておりますので、お気軽にお問い合わせください。

       

この記事の監修者

監修者の写真

二瓶義哉(Yoshiya Nihei)

株式会社NK代表取締役

高校を卒業後、不動産の営業、ITコンサルタントを経験後、29歳で防水工事専門会社へ就職。
他業種だからこそ経験できたことを生かし、建築業界の枠にとらわれない視点でお客様への提案等を行うことにより、大手施工管理会社からの信頼を獲得。現在は雨漏りしない為の調査方法・修理方法を研究し雨漏り修理成功率99%を達成。

<略歴>

2018年 防水工事専門業者にて防水施工に従事
2021年 株式会社NKへ就職
2024年 代表取締役へ就任
現在に至る

<資格>

有機溶剤作業主任者
化学物質管理者
職長 安全衛生責任者
クレーン・デリック運転士

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